霧島から宮崎に移動し夜のフェリーで帰阪します。
ほぼ一日あるので、のんびりと走ります。
ガイドブックで生駒高原というのがあると知り走ってみます。
えびの高原からは随分と下りますので、温度はいくぶん暖かいです。
涼しい環境が好きな私にはちょっと・・です。
花の茶屋という施設があります。季節のいい頃にはきれいなお花畑が楽しめる
みたいですが、今はあまり花はありませんでした。その為か入場料は無料でした。
非常に広い敷地です。花のシーズンに来たらさぞかし感動的な絵が見られるかなと。
お土産を全く買っていないので、ここで数点買います。
他にどこか見る所があるかなあ?と走っていると道路標識にコスモス牧場と・・。
全く予定外の場所です。
公の道路標識に書かれているんだから・・。と、とりあえず行ってみます。
結論から言うと・・。100%子ども向けの施設です。
お子さんを連れて来るにはいいかも知れません。
結構な高台にありますので、景色は楽しめます。
濃厚ミルクでも飲んで・・と思って探しますがそれもみつからず・・。
霧島地方のパンフレットが置いてあったので見ると、須木というところに「ままこ滝」という
滝があるらしいです。結構な落差の滝で近くまで船で行けると・・。暑い頃に行くと
涼が得られて格別だと書いてあります。
ここは面白そうだ!ととりあえず行ってみる事に。
ナビにも翻弄されながら迷いながらも到着。
船に乗って行くには時間がかかりそうだったので橋の上から見ました。
なかなかいい雰囲気の滝でした。時間があったら船で近付いてみたいです。
ままこ滝を後にシーガイアに向かいます。
ナビの通りに何も考えずに走っていると、どんどん山道へ。
県道26号線らしいのですが・・。
ナビは22キロこのまま道なりに・・と指示をくれます。
実は、ままこ滝に行く前にガスがやばかったので給油したかったのですが
タイミングを逸して給油が出来ていなかって、残り2リットルもあるかどうか?
そんな状況で22キロの山道に入ってしまった訳です。
まさか、山道につれていかれると思ってなかったもので。←言い訳。
走っても走ってもスタンドはおろか対向車も無し、人家も無し・・。
かなり険しい山の斜面に道が付けてあり、見下ろすとしたは美しい渓谷です。
ゆっくりとバイクを停めて眺めたかったのですが、停車中のガス消費もしくは
エンジン始動時のガソリン消費がもったいなくて停められません。
ここでガス欠になったらどうしたものか・・。
250キロの車体は下りは押せても登りになった途端に動きません。
携帯も果たして使えるかどうか・・。停車して携帯を確認するのももったいないと
走り続けます。
ただ、こういった時にアクセルをある程度開けて速度を出して走るのがいいのか
アイドリングにちょっと回転上げた位でちんたら走るのがいいのか・・。
どうなんでしょうねえ・・。
結局、リザーブタンクに切り替える表示が出てからも随分と走り、もうあかん・・
という所で町に出て給油が出来ました。
普段は半分を切ったら入れる様にしているのに、さぼった時に限ってこんな
目に逢うのですねえ・・教訓です。
シー・ガイアとは?
何か建物の名前? 施設の名前? 知らずに行きました・・。
シー・ガイアとはシー・ガイアリゾートの事を指すみたいです。
うろうろしているとフローランテ宮崎というのがありました。
入場300円。ま、そんなに高くないし、花も好きだし・・で入ってみました。
駐車場に車が2台位しか無かったので心配はしていたのですが・・
やはり・・・。
内容がくだらないという事ではありません・・。
暑い! どこに行っても暑い! この季節に来るもんじゃあありません。
でも、入ってしまった以上は仕方がありません。
隅から隅まで見てまわります。
春や秋に行楽で来るのは最高かも知れません。
写真は広場と、ちょっと気になった犬の置物と、エントランスの建物の中で
地元のドリンクを飲みながら愛用のSHOEIのマルチテックと並べて撮ってみました。
しばし涼んで、フローランテを後に・・
しようとしたら雑誌社から原稿確認の電話が・・。
携帯電話ってどこにいても掛ってしまう。いいんだか悪いんだか・・笑
シー・ガイア界隈をうろついていますと、オーシャンドームに出くわしました。
人っ子一人いません。
休みかな? へ? 去年の9月30日に閉館? 14年のご愛顧に感謝?
そうだった・・。とうとう閉じたと言ってました。
特に締め切って入れない様にしていなかったので建物にこそ入れませんが
周辺をバイクでうろつきます。
人は当然ながら一人もいません。
これはなかなか得難い経験かも知れません。
なんだか、人類滅亡の後の世界を一人でうろついている感じでした。
思わず「おーい!」なんて叫びたくなりますが、入っていいの?と思いながら
うろついてますから余計な事は出来ません。笑
いつまであるか分かりませんが、お近くにお越しの折は、是非人類滅亡後の
疑似体験をしにいらして下さい。なかなか面白いです。
3枚目の写真に写ってしまっていますが。
よい子は、タイルの上をバイクで走ったりしてはいけませんよ♪