いきなりディープな用品インプレッションで失礼します。笑
と言うか、出来ないと思いこんでいました。
そこを何とか・・と思い、ネットで検索すると「可能」「実践した」といったリポートがあるものの詳細の作業などは出て来ませんでした。
ネットの写真で見る限り同じ様なパーツが4000円以上したり、600円くらいで売られていたり・・。あまりの値差に、どう考えても同じ部品には見えないのですが、どうなっているのだろうと悩みは広がりばかりです。
ほとんどの店で大体4000円程度で売られている中で、激安の店がありました。
ここです↓
http://store.shopping.yahoo.co.jp/eurodirect/szg-990d0-17h00-075.html
上記のYahooストアでは税込604円で販売されています。
送料を入れても1200円程度で入手が出来ます。
全く使い物にならないかも知れない・・多少の懸念はこの際見ない事にしてクリックしました。注文が入ってから手配がかかるみたいで、注文してから1カ月ほどかかりました。
いかにも現地から輸入しましたという感じのビニール袋のパッケージで届きました。
説明書は一切入っていません。
内容物は写真にあるものがすべてです。
キノコの様な部品と固定ネジが2組ずつ。
ロックをひっかける部品と固定ネジが2つ。
これだけです。
4000円は高すぎると思いますが、600円は安いですね。笑
この写真はオリジナルの取り付けプレートです。
①と②のネジはトップケースの爪を引っ掛ける板を止めています。
爪をひっかける部品③は裏からネジ3本で固定されています。
新車購入時から全くいじっていませんでしたので若干錆びが出ていましたがうまく外れました。ネジ3本の下に見える四角い物はカメラレンズでドラレコのリア側を担っています。
もちろん普通のBanditには付いていない部品です。
六角ネジ①と②を外そうとしますが、プレートをはさんで反対側にある六角ナットが共回りして緩める事が出来ません。狭いところで作業が困難ですがスパナを突っ込んでなんとかネジを外しました。
コツを一つ
①と②の六角ネジを外す時に、裏で六角ナットをスパナではさんで回り止めしますが、その時に指で裏の六角ナットが落ちない様に保持しておきます。六角ネジが抜けたらすかさずキノコとネジをねじ込みます。ここでキノコとネジを締め込まないで一旦作業を中断すると裏の六角ボルトの保持が困難になり作業困難度がいっきに50倍くらい上がります。
もちろんキノコとネジはすぐに差し込める様にそばに置いておくことは言うまでもありません。
すべてのネジを外して交換部品に単純に入れ変えただけではゴムが邪魔してケースは装着が出来ません。
ここは、ええい!とゴムをすべて外してみます。無理に外すとゴムの足の部分がちょん切れてしまう懸念がありましたが、意外と簡単に足が切れる事もなく外せました。
すべて外してしまったところはこんな感じ。
外したゴムはこんな感じ。
ゴムをすべて外した状態でトップケースを装着すると、キノコの方はぴったりですが後ろのロック爪の方で3mm程度の隙間が発生します。もちろん、この状態で走行するとガタガタとうるさい事になります。トップケースが外れて脱落する事は無さそうですが・・笑
ここはゴムか固めのスポンジでスペースを埋めないと実用的ではありません。
しかしキノコの方はこのままでは隙間がありませんので、キノコを浮かさないと隙間が出来ません。M5のワッシャー(厚み1mm)を3枚はさんでキノコをかさあげしました。これでスポンジをはさんでしっくり来ます。
スポンジはポロンです。厚み5mmでゴム程も固くなくて適切につぶれてくれます。
トップケースを支える力はポロンの面積でコントロールが出来ます。
確か継続的に荷重をかけていてもヘタリが少ない素材だったと思います。
爪のロック部品の前にスポンジを大き目に切って貼りました。
この状態でトップケースを装着すると全くもっていい感じ♪
ポロンのシートは幅3cm長さが20cm厚みが5mmで200円程度です。
ワッシャーは30枚程入って100円程度です。
モノキーケースがしっくりしっかり装着出来ました。もう1台のバイクとトップケースを共有出来ますので無駄がなくて幸せです。モノロックケースは剛性が低いので強い雨の中では浸水したりしますので、これで安心が出来そうです。
作業時間は思いっきりゆっくりやっても1時間もあれば十分です。モノキーを使いたかったあなた! 一度お試しあれ♪