病気との長い旅路のはじまり。 | おさんぽ日和

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40代、難病とおつきあいしながら2歳児子育て奮闘中。

5年前の3月のある朝、

激しい肩の痛みとともに目覚めました。

それが、わたしと病気との長い旅路の

スタートでした。

 

その後、痛みの部位は脚や手、

指などに左右非対称に徐々に広がり、

近所の整形外科に駆け込みました。

レントゲンを撮っても骨や関節には

特に異常がなく、


「はい、五十肩ね〜」

「変形性股関節症気味かな〜」


と言われる始末泣き笑い

 

鎮痛剤も効かず、脚を引きずりながら

痛みを堪えて通勤していました。

職場の先輩に、


「なんだかヤバイ病気

なんじゃない?」


と言われ、不安になって、

駐在の産業医に診てもらうことにしました。

 

当時の産業医は

大学病院から派遣されている先生で、直ぐに


「膠原病内科を紹介しますから

診てもらってください」


とおっしゃいました。

この先生の迅速な判断のおかげで、

比較的早く適切な診療科に行き着くことが

できました。

 

罹患者の中には、

膠原病の初期症状であることに気づかず、

何年も何十年も原因不明の不調に

悩み続けている人や、

どこに行っても適切な治療を受けられず、

クリニックを転々としておられる人がいる

ことをWEB上の情報から知りました。

 

このように、発症から早期治療の開始が

重要とされる病気であるにも関わらず、

治療を始めるまでにかなりの時間が

かかってしまうことがあるようです。