「中華街の秘境」と称される天龍菜館は、ボロボロの店舗と激安ランチで有名な店。

メインのおかずにご飯とスープ、漬物、杏仁豆腐が付いて500円は恐らく中華街最安値。全9種類ある激安ランチをお勧め順にピックアップ。ただ、あくまでも個人の感想だし、所詮は500円なので美味いといっても限界がある。それに、この店は日によって味のブレも大きい。その辺はお含みおきを。。  
①麻婆茄子。ランチの中では、これが一番好き。一般的な麻婆茄子と異なり、茄子を煮込まず薄く衣を付けて揚げてから餡をかけている。
②カニ玉。カニどころか、カニかまも卵すらも使われていなくて、インチキなチヂミみたいなのが3枚出てくる。賛否はあるだろうけど、美味いことは美味い。
③レバもやし炒め。要はニラ少なめのレバニラなんだけど、「韮菜猪肝」という正式な中華料理で、そのまま訳すと「ニラレバ」ということになる。レバーもたっぷり。
④肉野菜炒め。丸ごとのチンゲン菜のボリュームが凄い。
⑤骨付き鶏肉とキクラゲ、百合の花の煮込み。骨付きの鶏肉から染み出した濃厚な出汁が、キクラゲと百合によく絡んで美味い。人気メニューみたいだけど、骨があって食べにくい。
⑥黒酢酢豚。黒酢酢豚この店の看板メニューだけど、単品の酢豚とは別物。決して不味くはないけど、500円なりの味。単品はもっと美味い。ランチの酢豚で、看板メニューを味わった気にならないように。    
⑦チャーハンとワンタンスープ。基本的に中華街のチャーハンはパラパラというか、パサパサした感じがして好きじゃないけど、ここのは場末の町中華みたいにベチャッとしているから割と好き。 
⑧八宝菜。うずらの卵が入ってないのが惜しい。
⑨麻婆豆腐。段トツのビリ。凄く辛かったかと思えば、全く味がしなかったりと、いつ食べても美味かった記憶がない。別のお客が一口食べたとたん席を立ち、帰っていったのを目撃したことがある。それぐらい不味い。今どき、飲食店で出てくる料理なんて美味いか美味くないかの2択で、不味いという選択肢は絶対ない。。