昨年8月以来、ずっと休業中の麦田町の奇珍。店主が病気で倒れたのが理由らしい。画像は昨年7月に訪れたときのもので、インスタに投稿しようと思っていたら、その後すぐに休業になってタイミングを逸してしまった。このまま閉店なんてことになったら、あの竹の子ソバやシュウマイがもう食べられなくなってしまう。。
と思っていたら、どうやら奇珍はいつの間にか経営が変わっていて、3代目の引退とともに暖簾(経営権)が創業者一族とは全く無関係の別人に売却されていたらしい。なので、最近は昔の本来の味とは違うとの声もあったんだとか。いやー、バカ舌だから全然気がつかなかった。
奇珍の存在を初めて知ったのは1990年代半ばで、「BRIO」というライフスタイル誌の掲載記事だった。この雑誌は現在の「LEON」のような雑誌の先駆け的存在で、その中に横浜のマニアックな料理店を紹介する特集企画があって、当時の奇珍の店主(創業者)のインタビュー記事が掲載されていた。そういえば、あの天龍菜館を初めて知ったのもこの特集だった。