誕生日のお祝いコメントやメッセージを

ありがとうございました🙇‍♂️

素敵な誕生日を過ごすことが出来ました✨


そしてケーキやお寿司やピッツァも

美味しく頂きました🎂🍣🍕

とってもボーーーノでした😋




小説を紹介する前に…

心理テストをひとつ☝️

誘拐犯はどれ?

あなたの隠れた性格がわかる!

(選んでから下へ進んで下さい)

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因みに俺はCを選びました😊




破壊屋【デストロイヤー 】 

プロレス仕舞伝

黒木あるじ  

評価📗📗📗📗📗  
※📘×1点・📚×0.5点・5点満点です※

リングを去り行く者に…

テンカウントの鐘は鳴るのか?

規律を乱す同業者を制裁する「掃除屋」という裏の顔をもつレスラーの引退までを描く、業界でも話題となった三部作待望の最終章。 


造花が依頼の合図。リングで問題児を制裁する裏稼業を担うベテランプロレスラー藤戸。自身との試合で重傷を負った友の治療費のためという美談が周知のものとなり、今ではタレント扱い。満身創痍の彼がいつ誰と引退試合をするのか憶測が飛び交う中、彼を騙る者が一般人を襲撃する事件が。意外な人物から裏の依頼も…。迫真の描写と圧巻の仕掛け。衝撃のラストに、あなたは震えを抑えられるか。圧巻のプロレス小説を体感せよ!




自ら十字架を背負い償おうと闘うロートルレスラー・ピューマ藤戸が行き着く先は…⁉️


どのシーンの台詞を切り取っても心にグッと来る場面が幾つもあるぐらい面白かったです

「レスラーがギブアップするのは、《今日負けて、明日勝つため》なんだ。負けて、また負けて、ひたすら負けて…それでも諦めなかった人間だけが勝てるんだよ。試合に、自分に勝利できるんだよ。負けることはゴールじゃねぇ、次の勝利のスタートだ」


「俺じゃ、希望にならねぇんだよ。未来が描けねぇんだよ。今日はダメでも明日には、明後日には勝てるかもしれない。そんな希望を抱ける選手がリングに飛びこまなきゃ、お客は団体に未来を見出せねぇだろうが。プロレスに希望を持たねぇだろうが」

「佳(よ)い試合ばかりだったぜ。誠実なラフファイトに、真剣なコミカルマッチ。相手を信じて危険な技を食らわせ、おのれを信じて怪我も顧みずに宙を舞う選手たち。なにもかも矛盾していて、そのくせ真っ正直な競技。野蛮で華麗な、無骨で繊細な、不器用で緻密な闘い…つまり今日の試合は人間そのもの、剥きだしの生きざまを魅せる《志合(しあい)》だったんだ」







プロレスラーの前に一人の人間としての在り方や育て方などをプロレスを通して教えてくれる


引退を控えた伝説のプロレスラー・ピューマ藤戸と若手時代にライバルであり親友でもある藤戸との試合で怪我を負ってしまいプロレスの出来ない身体となってしまった鷹沢雪夫

そんな掃除屋として裏の顔を持つピューマ藤戸の所には様々な依頼が入る

C−rushというグループに所属しているアイドルの流星ミコトはメンバーを殺して欲しいと依頼し…

アイドルオタクの茂森サトルは僕自身を殺して下さいと依頼

そんな依頼をプロレスを通して解決して行く中…奇妙で悲惨な事件が起こる

破壊屋と名乗りピューマ藤戸の後継者というマスクを被った謎の男が現れ、鷹沢の選手生命を奪ってしまった藤戸の必殺技【クーガー・スープレックス】の餌食となる事件が次々と起こる…この男の正体は⁉️

そして様々な死闘を繰り広げて来たピューマ藤戸が最期に選んだ引退試合の相手は⁉️

掃除屋・葬儀屋も面白かったがもう一つ何か足りない感があったんですが最後の最後にやってくれました(笑)

特に俺が好きなシーンは大仁田厚が多分モデルとなっている(笑)…引退しては数ヶ月後には復帰を繰り返す引退詐欺常習犯のアンデッド仁王原が弟子の為に自分の見せ場を弟子に譲るシーンは胸が熱くなります

弟子の為にプロレスラーの為にそしてプロレスファンの為に希望のある未来を魅せることを選んだ仁王原のカッコ良さよ、マジで

未来を描かせることを弟子に託すことって凄く勇気がいることだと思うんですよね

それって普段仕事をしている自分達にも言える事だなと思いました

まっ!色々と書いてしまうとネタバレになってしまうので…あとは手に取ってゆっくりじっくりと読んで下さい📖

震えっぱなしの279頁‼️


俺が一番リスペクトしているプロレスラー【マグニチュード岸和田】が口にする『俺はプロレスラーに引退はないと思ってる』という言葉が好きなんですが…俺は兄さんにはプロレス人生を全うして欲しいと思うし、それがどんな結果になろうと【マグニチュード岸和田】というプロレスラーを魅せて欲しいと思っています


そう考えると【大仁田厚】は一番プロレスラーな生き方をしていると思います


引退しては復帰してと何度も何度も繰り返していますが…人間臭いレスラー臭い選手が俺は大仁田厚だと思います


プロレスラーのそれぞれの生き様をリングで俺たちは魅せてもらいながら、自分の人生と重ね合わせているのかも?しれないですね

昔はよく『リングで死ねたら本望』と言うレスラーもいたが、やっぱりファンとしたら勝っても負けてもリングを降り、再び花道を歩いて帰る後ろ姿を見て、そのレスラーの闘った証の背中を見送りたいのが本音ですよね

プロレスラーにも是非読んで頂きたい一冊です

きっとプロレスラーだと書いてあるセリフがもっとグッと胸に突き刺さると思います


ー強さを求めているわけでも、勝敗を知りたいわけでもない。人間が見たいんだ。弱くて狡くて情けないのに、強くて優しくあきらめない…そんな人間の矛盾に惹かれて、自分はプロレスを観続けているんだー



















やっぱり生まれ変わったら…

次こそはプロレスラーになりたいと

改めて思いました😁


小さな頃に見た夢は…
いつまでも忘れないもんですよね!