久しぶりのオススメ小説です📖
本当は他にも読み終えた小説で
紹介出来ていない本や
まだ読めていない小説など数冊あるんですが
まぁそれは様子を見ながら
アップして行きます📚

今回紹介する小説は…
プロレス小説の大エース📕



葬儀屋【アンダーテイカー】
プロレス刺客伝

 黒木あるじ

評価📘📘📘 
※📘5冊が満点



 「葬儀屋」に狙われた対戦相手は表舞台から姿を消す──。プロレス団体の練習生、梶本は素性不明のサーモン多摩川の付き人となる。ふざけたファイトで不評を買う多摩川の異様な特訓に翻弄される梶本。彼こそ「葬儀屋」だという噂は気になるが……。やがて多摩川と対戦相手の周囲で起こる様々な事件。梶本が向き合うことになる恐るべき真相とは。プロレスの魅力を凝縮したような、強く激しく逞しい物語。

 「強く激しく逞しく」をモットーとするプロレス団体、ネオ・ジパング。その練習生、梶本誠は、プロレスに、強さに悩み、「くだらねえ」と思いながらの練習の日々を続けていた。そんなある日、ネオ・ジパングの創始者であり、代表取締役でもある《リングの皇帝》カイザー牙井から直々に、素性不明のフリーレスラー、サーモン多摩川の付き人を命じられる。サーモン多摩川、彼はコミックレスラー然とした、ネオ・ジパングのスタイルに不似合いな選手であった。



「カタチが変わってしまうぞ! 読んでみな。飛ぶぞ!」 長州力も絶賛👍



アンダーテイカーって言っても…


こっちのアンダーテイカーじゃねぇよ😝





好きなプロレスラーのファイトスタイルって人それぞれですよね?

ストロング系、ルチャ系、パワー系、デスマッチやハードコア系、ラフファイトスタイルなヒール系などなど沢山ありますが…

お笑い系のコミカル路線なファイトスタイルを得意とするレスラーも居ますよね?




俺が特に上手いと思うお笑い系レスラーは菊タローとくいしんぼう仮面と旧姓・広田さくらの3選手です

でも実は俺…お笑い系の試合があまり好きじゃなく、苦手で苦手でお笑い系の試合が始まると一旦会場を出て一服🚬していました

嫌な奴だろ〜?プロレスを分かってない奴だろ〜?ブーイング👎野郎だろ〜?

あぁもう殴る蹴る上等でございます🙇‍♂️w

でも真剣勝負を観に来ているのにお笑い系の試合を見ると気分が萎えてしまったんです

イマイチ熱い試合をその後に観ても乗り切れない自分が居て

たまにインディー系の興行へ行くと酷い時には半分以上お笑い路線の試合内容のカードとかだった場合は当時は本当にガッカリしたもんです😅ってか、ストロングスタイルの試合中にお笑いとか挟んでしまいがちな試合もあったりするともうただただつまらないだけだったりね

でもコミカル路線などお笑い系もやたらやればイイってもんでもなく…たまに勘違いしているレスラーでプロレスがあまり上手くないからお笑い系に走ってしまっているレスラーはもう完全アウトです😰

プロレスをなめんな〜!お笑い系レスラーをなめんな〜!ですよね?w



菊ちゃんやくいさんなどが面白いのはやっぱりプロレスの基礎が出来ているからなんですよね。受け身やフォームや技の丁寧さなどがちゃんと出来ているから安心して観客も笑って見れるのはそういう事なんですよね!
そしてやっぱり躊躇なくやり切っているから面白いのに…コミカル路線が滑っているレスラーはやり切ってないんですよね?中途半端感がダダ漏れ😅下手なレスラーがコミカル路線で頭から危険な角度で落ちて笑ってくれって…笑えねぇし💦もうヒヤヒヤもんです

人を笑わせるって芸人さんもそうですがやっぱり一番難しいですよね?それをプロレスで笑わせるって思うとやっぱり凄いですよね?

実は普通のストロングスタイルなどのレスリングよりずっとお笑い系のプロレスは難しいと俺は思います

殺伐とした雰囲気を和ませてくれるコミカル路線な試合も大切なんだと再認識させてくれる一冊でもあります

なのでコミカル路線なプロレスを理解していないとちょっと物足りないかもしれませんが…コミカルなプロレスを通して葬儀屋と呼ばれる謎のレスラーが様々なレスラーにプロレスラーとしての在り方をプロレスを通して教えて行く…葬儀屋の役割りの意味が此処に在る


そして実は前作の掃除屋【クリーナー】プロレス始末伝に繋がって行くんです📘

それは葬儀屋を読むと意味が分かります(ニヤッ)

俺的には掃除屋から読んでも、葬儀屋から読んでもどちらからでも楽しめると思います😄


でわでわ恒例のwもし葬儀屋の主役《サーモン多摩川》を現役プロレスラーから選ぶとしたら⁉️






渡辺宏志選手です!真っ先に何故か思いついたんですよね😄あまりピンと来ない方も居ると思いますがインディーズ界のミスタープロレスだと俺は思っているテクニシャンなレスラーの一人です。プロレスのお手本的なスタイルを魅せてくれるんですよね。技に対して丁寧だしフォームは綺麗だしね!昔ながらのプロレスラーみたいなね。そんな渡辺選手がサーモン多摩川に扮してプロレスを勘違いしているレスラーにイロハを教えるってなんか様になりますよね。サーモン多摩川はコミカルなレスリングスタイルですが中身は渡辺選手みたいな実はすげぇプロレスの上手いレスラーなので渡辺選手にピッタリなんですよね👍


ただもう一人サーモン多摩川っぽいレスラーを思いついたのが…⁉️



井上雅央選手wサーモン多摩川はアンコ型の体格と書かれていて何故かふと井上選手もありだな〜ぁってw井上選手はここ最近はずっとコミカル路線なレスリングスタイルですもんね!マサオ・ワールドと呼ばれる世界観は唯一無二ですからね😆


サーモン多摩川の付き人《梶本誠》は…

矢野安崇選手!昨年デビューしたNOAHの新人レスラーでまだ青さの残る粗さとがむしゃら感が梶本誠っぽいなと思ったので😄


梶本の同期となる《司藤武士》は…

こちらもNOAH所属のレスラーで岡田欣也選手。初めは岡田が梶本っぽいかな?と思ったんですが…矢野との対戦を観てあっ!司藤が岡田だ!と。実際は岡田の方が先輩レスラーですが小説を読むとその意味が分かると思うので😁





ネオ・ジパングの社長《カイザー牙井》は…

勝手に顔の想像で戸田秀雄選手が思い浮かんだのでw実際に戸田選手はちがさきプロレスの代表を務めていますからねw戸田選手も90年代のプロレスの匂いを残す好きなレスラーの一人なんですよね😎

まぁこんな感じで読みながらや読んだ後にこの人物はこのレスラーかな?とか想像しながら読むのも楽しいですよね📖



そんな《葬儀屋》のテーマソングを考えた時にこの曲を思い出した!元BAKUのボーカリスト谷口宗一のソロデビュー曲です♪って、ただ俺が懐かしくなって聴きたくなっただけだろ(ニヤッ)でも…戦う男は常に孤独なのさ的な感じでピッタリだと思うですじゃん🎶


風吹く丘
谷口宗一

もうすべてを捨てよう 
幸せすぎた昨日荷物になるから 
そう孤独になっても 
手にしたかった自由ポケットに詰め 

履き慣れた靴を脱ぎ 
裸足で駆け上がろう 
丘の上で見下ろす街は 
なんてちっぽけなんだろう  

※風吹く丘で髪をなびかせながら 
僕は一人遠い空を睨むよ

さあ何処へ向かおうか 
冷たい風に少し不安になるけど 
そう遠回りしても 
自分の足で今日を踏みしめてゆく 

急行電車じゃほら
見えなかった景色たち 
僕だけの街を今 
見つけられるような気がする 

風吹く丘で傷を洗い流そう 
僕は一人遠い空を目指すよ 

(※くり返し)  

何を見つけ何を手に入れるのか 
僕が負けない限り君も負けないで



えっ?谷口が安藤雅生に似てるって⁉️

あはは、あはは





「まったく、プロレスラーってのは本当に腹の立つ人種だぜ。狡くて小賢しくて嘘つきのくせに、熱くて誠実で馬鹿正直ときてやがる。」

プロレスラーはこうじゃないとねっ😉