私が統一協会で活動していたのは、桜田淳子さんが合同結婚式に参加するというニュースが毎日のようにマスコミを騒がせていた頃と時を同じくしている。
当時、霊感商法などの教団の悪業はマスコミによって随分世間の明るみに晒された。
そして統一協会をはじめとするマインドコントロールを駆使する他のカルトの活動も大きな社会問題となった。
…にもかかわらず、四半世紀以上の時を経て、今でも教団のマインドコントロールの被害に遭う信者は後を絶たない。
そして新たな問題として、当時、合同結婚式を受けた信者たちの子供世代(二世)が成長し大人になり、自らの意志に関係なく、ただ統一協会の信者家庭に生まれたから、と言う理由だけで教団の理不尽な教えに沿って生きることを強要されている。


この度、このブログを始めた理由は、統一協会の信者二世を救いたい。そして二世の家族を救いたい、という強い思いからである。
二世の親も実のところ教団の被害者なのである。更には二世の親を誘った人間(霊の親)も被害者である。そもそも、教団内の殆どの信者は原理を伝えることが、相手の救いであるのだと純粋に信じている為、布教するときは物凄く真剣だし、親身になって話を聴いてくれたりする。そこには悪意など一切ない。
信者から献金を吸い上げ私腹を肥やすと言う腹黒さを持っているのは教祖はじめ組織の上層部でほんの一部の人間だけである。

今後、このブログ上でマインドコントロールの仕組みと教えの間違いを説明していくことで一人でも多くの信者、及び信者二世を脱会に導き人間本来の自由な生き方を取り戻すきっかけとなることを強く願う。