ステップファミリー歴1年4か月の三人家族の記録です。
夫 58歳
私 52歳
私の娘 16歳(高1)
☆☆☆☆☆
数日前、心が限界になって、とうとう夫に「別居婚てどう思う?」と聞いてみた。
「このマンションのすぐ近くにアパート借りて、夕飯とかは私が運んでもいいし、別に暮らせば娘の部屋からの騒音とか気にならなくなるし、二人きりの夫婦時間も作れるやん(正直ここはどうでもよかったのだけど)。けど、別居すれば本当に赤の他人になっちゃうから、入籍してもいい。正式に夫婦になって、けど娘が学校出るまでの数年間、別居婚するってどうかな?」
そこまで言ったけど、夫はしばらく無言で、「あ、嫌なんだな」と察した私は「ま、お風呂に入っていた時に突然ひらめいただけのことだから~」と冗談ぽくいうと、「寂しいかな」と聞こえるか聞こえないかの声でボソッと言われた。
とりあえず、会話はそこで終わったけれど、寝る前に私の寝室に来て夫は再度、「別居はようせんわ」と言って、自室に戻っていった。
夫と同居を始めて3か月ほど経ったころ、私はメンタルを崩し抗うつ薬を飲み始めた。いったんやめたけど再発してまた抗うつ薬飲んでいる。夫も、同居が理由だということはわかっている。日々の生活に安らぎがないこと。笑って過ごせないこと。しんどい、つらい、逃げ出したい・・・
カウンセラーさんから、「病気の回復には、ストレッサーから離れることが一番なのです。別居婚は難しいですか?別居して距離を置くとうまくいく夫婦ってけっこういるんですよ」と言われたこと。
言いたいことはあったけど、寝る時間だったので、私も「そっかあ」とだけ答えてその日は眠りについた。
夫は寂しがり屋で、家事のこともあるだろうし、もう一人暮らしは嫌なんだな。あの頃、一人は寂しいとさんざん言っていた。
だったら、私は腹をくくって、同居を続けるとして、好きにさせてもらおう、と決心した。
例えば、部屋割ひとつにしても、娘の希望を第一、夫の希望を第二、私の希望は最後にしていたけど、夫を最後にしてもよいのだ。だってここは私の家。
娘が友達とご飯食べて帰ってくる日などは、大人のご飯は、ほか弁でいい。(私は料理が大嫌い)
趣味の活動で夜に家を空けることも、もう解禁しよう。
娘の部屋が玄関入ってすぐの部屋になったから、娘はリビングダイニングを通る必要がなくなった。夫と二人で家にいても、二人が顔を合わせることもなくなった。
家の中に二人きりにさせることに抵抗があったけど、もう、大丈夫かも、という気になってきている。そもそも娘の帰宅はだいたい21時~22時だ。
私は私で世界を広げよう。
同居は継続するとして、やれるまで、まあなんとかやり過ごすとして、自分のことを考えよう。
今はそんな気持ちになっている。
昔から、趣味や興味は多かった。
散歩やヨガストレッチ、旅行、登山をしていた時期もあったし、水泳、温泉巡り、神社巡り、美術館巡り
ガーデニング、読書、茶道、自然探索、、、
娘がいる日は夕飯を作って、洗濯して、掃除して家を整えて、仕事行って、あとは自分の好きなことをする。
最低限そこだけやっておけばいいかな。
大人は好きにすればよい。今は生活費を入れてもらっているから、夫のご飯も用意しなきゃって気持ちになるけど、娘が独立したら、生活費は各々が負担して、ご飯作りとか、各自で準備したらいいと私は思っている。
ゆる家庭内別居。目指すはそこだ。
娘と私の部屋を交換してそろそろ4週間になる。
玄関入ってすぐの部屋。
朝は、知らぬ間に登校しているし(気づいたときはいってらっしゃいと声かけ)、帰りもスッと自室に入るから、玄関の扉の音だけが頼りである。
夕飯は、ほとんど自室に運んで食べている。前の部屋は狭かったけど、今の部屋は広くなったので、白くて丸いかわいいちゃぶ台を置けるスペースがある。
ふわふわの丸くて白いラグを敷いて、かわいいクッションを置いて、自分好みの部屋にしているみたい。
そこで、iPadでYouTubeなど見ながら食事をして、食べた食器は、お弁当箱や水筒とともに、キッチンに持ってきて洗っている。
上出来だ。
そのころには、私も夫も就寝。よって、私すら、娘と平日に顔を合わすことはほとんどなくなった。
朝、お弁当と水筒を娘の部屋に運ぶ瞬間が、何秒かある会話のチャンス。
普段の連絡事項はラインで。
夕飯を一人で自室で食べるなんて、普通の家族から見れば、おかしいかもしれない。
けど、私たちは普通の家族じゃないのだからこれでいい。普通を目指してはいけない。
それでもいつだったか、模試の結果がよかったときは、「ちょっと聞いて~模試の結果が・・・」とリビングに来て話しかけてくれた。
とてもうれしかった。よかったね、頑張ったねって、たくさんほめてあげた。
今はこれで十分だ。
大きな病気なく、けがせず、毎日過ごしてくれていること。家に帰ってきてくれること。
それだけで良しとして、過ごしていこう。
最近、私はほぼ一人行動で、土日も一人で過ごしている。
夏頃までは時々娘と出かけたり、夫と土曜日の休みが重なったりしていたのだが、秋以降、娘は外出は友達と、夫は異動があり土日休みは皆無となった。
一人でぼーっと車を運転していると、どこに行っても、前の家族(元夫、今の娘)での思い出がよみがえって辛い。
あーこの公園、あの子が小さいころ家族で来たな、このスーパーも、この図書館もみんなで来たな、など、娘が10歳になるくらいまでの、家族3人仲良かったころの思い出が、しょっちゅうよみがえって、私はしばしば一人で泣いている。
もうあんな瞬間は帰ってこないのだ、前を向いて歩かなきゃ、今を大切に、頭ではわかっているのに、心が追い付かない。
私はどうしてあの幸せを手放しちゃったんだろう。どこで歯車がおかしくなったんだろう。娘に悪かった。私はダメ母だ。
などど、どんどんエスカレートして自己嫌悪、自己否定、罪悪感にさいなまれることがある。
けど。
あの時は、あの選択しか、自分を守る手段がなかったのだ。
いつだったかカウンセラーさんに言われたことを言ってみる。
あの時は仕方なかった、ああするしかなかった。私は悪くない。
けど、この悲しみはいつになったら薄れていくのかな。あの頃楽しかったよねって、心の底から笑って言える日が来るのだろうか。
元夫にはありがとうと言いたい。私は、あの10年間の思い出があるから、生きていられる。そんな感じ。
とりあえず、目の前のことに集中して、楽しみを見つけよう。
週末は、娘の部活動の送迎がある。
郊外のサッカー場まで50分、気合を入れて運転せねば!
あとは、何か一つでも、自分が楽しいと思えることをしよう。
☆☆☆☆☆
カウンセラーさんから教えてもらったおまじない。
「私は今、他人の責任を取らない。大丈夫」
「私は今、頑張りすぎない、大丈夫」
「私は今、自分を大切にする、大丈夫」
「私は私を受け入れ、認め、許し、愛しています」
まずは自分を大切に。自分を愛すること。
そして娘を大切に。娘を愛すること。