いらっしゃいませ。そしてお帰りなさいませ。
庄内多季物語工房へ、ようこそおいで下さいました。
さて、今宵は、物語収穫人である私、佐藤美月による、意識の魔法の使い方を、ご紹介してみたいと思います。
今回取り上げるテーマは、前回に引き続き、意識のベクトルを、先に自分の内面に向ける順番の大切さについてです。
あなたは、あなたの人生の主人公は、ずっとあなた自身であり続けたという自覚があるでしょうか?
もしもそうであるならば、それは誇らしく、素晴らしいことですよね![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
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しかし、私自身は、人生の前半の二十五年くらいは、自分の人生の主人公は、私の両親でした。
それだけ過保護で過干渉だったからでもありますが、今になって振り返ってみると、意識のベクトルを向ける順番が、自分の外側が先になっていたからなんだなあと思うことがあります。
もしも意識のベクトルを向ける順番が、自分の内面が先に来ていれば、自分の人生の主人公は、ずっと自分自身であり続けたことでしょう。
言うまでもありませんが、私達自身の人生の主人公は、いつ何時であっても、私達自身でいる必要があります。
それがそうではなくなる要因の一つには、意識のベクトルを向ける順番が、自分の外側が先に来てしまうからなのだと思うのです。
そうなってしまうと、常に他人の言動を最優先してしまい、自分の本当の気持ちは、後回しになってしまいます。
その状態こそが、自分の人生の主人公を、他人に明け渡してしまっている状態なのです。
そうして、その他人に当たるのが、かつての私のように両親であったり、パートナーであったり、友人であったり、子供であったりするのでしょう。
また、自分の人生の主人公は、他人に明け渡している一方で、その人がまた違う誰かの人生の主人公になっていて、その相手を強引にコントロールしようとしている場合もあります。
その力関係は、親子の間では、良く見受けられるのではないでしょうか。
そんな時に私が思うのは、全ての人達が、他人に人生の主人公を明け渡すのを辞めて、その代わりに他人の人生の主人公になって、その相手をコントロールするのも辞めて、自分の人生の主人公を純粋に全うするようになれば、不幸な人は、一人もいなくなるんじゃないかなということです。
人生の主人公の取り違えがあちらこちらで起きているからこそ、その度に、不幸な人が生まれているのだと思えてならないんですよね…‥。
改めて考えてみれば、私の人生の主人公が両親だった頃には、あまり幸福感を感じたことはありませんでした。
胸の中に、温かなお湯がひたひたと満ちてくるような幸福感をしみじみと感じるようになったのは、やはり人生の主人公が、自分自身になってからのことです。
そして、それを手助けしてくれたのは、意識のベクトルを向ける順番を、先に自分の内面にしたことでした。
それでも、人によっては、自分のことはさておいて、パートナーや子供のことを最優先に考えてしまう場合もあることでしょう。
日頃から、良妻賢母であろうと努力している人なら尚更です。
けれども、それをやったところで、残念ながら、誰も幸福にはなりません。
だって、結局は、他人の人生の領域を侵していることにしかなりませんからね。
他人が感じる悲しみや苦しみを、当事者以外が肩代わりしてあげることは出来ないですし、それをやってあげたところで、それはお節介でしかありません。
自分の人生の主人公であり続けることは、その人生で起きる悲しみや苦しみも、全て自分で引き受けるということです。
それは他人にとっても同じことで、その人の人生で起きる悲しみや苦しみも、全てその人に引き受けさせて、人生の主人公でいさせてあげることです。
それでこそ、幸福感も、自分の人生の責任を全うしたご褒美として、感じることが出来るようになるのです![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/084.png)
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あなたと同じ時代を生き、あなたと出逢えたことに、心から感謝しております。
今宵も最後までお付き合い下さいまして、誠にありがとうございました。
またのご来訪を、心よりお待ち致しております![ハートのバルーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/662.png)
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佐藤美月は、小説家・エッセイスト・ライター・コラムニストとして、活動しております。
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