『ムーンストーン・スピリットが目覚める夜』執筆裏話☆ | 佐藤 美月☆庄内多季物語工房 ~心のエネルギー補給スペースへようこそ~

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いらっしゃいませ。そしてお帰りなさいませ。

庄内多季物語工房へ、ようこそおいで下さいました。

さて、今宵は、当ブログにおいて、五日間に渡って連載させて頂きました、『ムーンストーン・スピリットが目覚める夜』という物語の執筆裏話を、物語収穫人である私、佐藤美月が、ちらりとご紹介してみたいと思いますニコニコ 

まずは、この物語の誕生にお付き合い下さいましたことに、心からの感謝を申し上げます。

本当にどうもありがとうございますラブ

今回も、あなたという素晴らしい読者様の存在を得て、『ムーンストーン・スピリットが目覚める夜』に、無事に仕上げの命を吹き込むことが出来ました。

お陰様で、あなたと二人三脚で歩み続けた、充実した五日間となりました。

その連載中の五日間を通して、あなたの日常に、少しでも彩りと、月の光を通した柔らかな癒しをお届け出来ていたなら幸いですオーナメントウインクオーナメント

ところで、私が月を見上げると、無性に懐かしい気持ちが掻き立てられるということに気付いたのは、ごく最近のことです。

それは何故なんだろうなあと思っていたのですが、奇しくもその時に執筆中だったこの物語が、その疑問に対する一つの答えを提示してくれた形となりました。

でも、それ以外でも、月にノスタルジーを感じる理由は、実は沢山あるんですよね。

日本には『かぐや姫』という月に纏(まつ)わる昔話がありますし、古来からススキとお団子をお供えして、中秋の名月を愛でるという風習もあります月見

他にも月という存在に、創作のインスピレーションを得て誕生した芸術作品は、世界中にごまんと存在します。

それだけ月という存在は、魅惑的で謎に満ちた存在なのでしょうね。

しかも、それほど神秘的な存在でありながら、ふと夜空を見上げれば、月齢にもよりますが、ほぼいつでも目にすることが出来るという親しみやすさも、月にノスタルジーを感じる理由になり得るのでしょう。

どんな想い出の中にも、月が登場しやすいということですからね。

私自身、自分のペンネームに月という字を使っているだけあって、月という存在が大好きです。

勿論、当ブログで公開させて頂いている物語にも、月をモチーフに使った物語は、これまでにも沢山あります。

ご興味のある方は、過去記事を遡(さかのぼ)ってお読み頂けると嬉しいですラブラブ

今回執筆致しました『ムーンストーン・スピリットが目覚める夜』に関しては、月にインスピレーションを得たのは勿論のこと、実は二つの芸術作品にも、物語のイメージを広げるお手伝いをしてもらっています。

一つは、イラストレーターである日下明さんの作品集に掲載されている、一枚のイラストです。↓
上記の作品集の中に、『月と傘』というタイトルのイラストが入っているのですが、そこには黒い傘を差した男の子が、地面に落ちている彼と同じくらいの大きさの満月と、しゃがみ込んだ形で向き合っている場面が描かれています。

そうしてその光景を、背の高い柱時計が、生垣越しに見下ろしているのです。

どれを取っても、ノスタルジックな雰囲気に溢れているイラストなのです。

それからもう一つは、歌人である川野芽生さんの短編集に掲載されている、一編の短編です。↓
『月の鱗粉』というタイトルが付けられた物語の世界では、当然のようにして、一ヶ月に一個、地上に月が落ちて来るのです。

それを拝読した時に、流麗な文章力もさることながら、何て瑞々しく、自由闊達なイメージ力なんだろうと感嘆したのです。

それと同時に、私自身のイメージ力の枠も外れて、一ヶ月に一個、地上に月が落ちてくるんだったら、十年に一度、月が子供を産む設定にしても、おかしくはないかも知れないと思ったんですよね。

その二つのイメージが合体して生み出されたのが、『ムーンストーン・スピリットが目覚める夜』です。

更に、その本文をお読み頂ければ、お分かりになるかと思いますが、物語の中に、何らかのパワーストーンに宿る麗しい精霊を登場させることも、結構好きなのですラブラブ

そんなふうにして、大好きが沢山詰まった物語となりました。

もしかしたらあなたにも、何故月を見上げると、無性に懐かしい気持ちが掻き立てられるのだろう? と疑問に感じる瞬間が、訪れるかも知れませんね。

そんな時、『ムーンストーン・スピリットが目覚める夜』を、気分に合わせてお読み頂けると、心から嬉しく思いますラブラブおねがいラブラブ




あなたと同じ時代を生き、あなたと出逢えたことに、心から感謝しております。

今宵も最後までお付き合い下さいまして、誠にありがとうございました。

またのご来訪を、心よりお待ち致しておりますハートのバルーン




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