経験もない、趣味でもない。
体力もない、根性もない。
スポーツ経験もない私が。
11月に開催されるフルマラソンにエントリーして、ぼちぼち練習をしています。
調子のいい日もあれば、本当に足取りが重くて、つらい日もある。
けれど走っているときの私の脳内は、なぜかいつもドラマチック。
頑張っている自分、でいっぱいいっぱいになる瞬間。
それが今の私にとっての“走る”ということ。
こんな私が、フルマラソン、走ろうかなって軽い気持ちでエントリーして。
でも、なぜか、走り出すと頑張ってしまうんです。
足取りが重たいとき、苦しいとき、ふと、何が私を走らせているんだろうって考えてみた。
お気に入りの音楽。
フルマラソンを走り切ったときに味わうであろう達成感。
変わりたい気持ち。少しずつ変われている実感。
昨日より今日、少しでも走れるようになりたい気持ち。
ゴールしたら祝ってくれるかもしれない多くの人の笑顔。
ゴールするときにきっと走馬灯のように流れる現在の私の努力。
一つ一つの歩みが、足を止めないことが、確実な何かにつながるであろうこと。
もっと心臓を強くしたい気持ち。
いまはたった30分、たった5キロ、走るだけのことがとっても大袈裟になっている。私の中では。
走ることで何になるの、って言われればそれまで。
もっと他に頑張ることがあるって言われればそれまで。
*
だけど、何か私の中に、どくんどくん、と流れる
成長したい。変わりたい。前に進みたい。
という気持ちがあって、その気持ちが私の背中を押してくれている。
*
走ったら、痩せるかもしれない。
走ったら、一生のネタにできるかもしれない。
走ったら、少し自分のことが好きになれるかもしれない。
何が変わるか、わからないけど、じっとしているよりは、
前に進んでいる私でいたい。
じっと考えているよりは、体が動けば、心も動くと信じたい。
*
たった一つのマラソンのために、こんなにもドラマチック。