日本にアウトレットモールが初めて登場したのは、1993年に埼玉県大井町(現ふじみ野市)に開業した「アウトレット•リズム」。その後、1995年3月に三井不動産が大阪市に「鶴見はなぽーとブロッサム」を開設、脚光を集め出したのは1998年秋に同社が横浜に開業した「横浜べイサイドマリーナ」からだ。開業初年度の売上高が目標だった120億円の2倍近い200億円を超えたことがアパレル企業や小売業関係者を驚かせた。
開発熱は、国内はもとより、外資ディべロッパーにも一気に広がった。国内では三井不動産、外資系ではチェルシージャパンが日本のアウトレットモール開発•運営で一歩リードしている。
2005年現在、本格的なアウトレットモールは24カ所ある。主な施設は、三井不動産が6カ所(横浜、八王子、千葉•幕張、大阪、神戸、三重•長島)、年間売上高が715億円(2005年3月期)、チェルシージャパンが5カ所(静岡•御殿場、大阪•泉佐野、栃木•佐野、佐賀•鳥栖、岐阜•土岐)、売上高が推定1000億円を超えている。このほか、軽井沢プリンスホテルが運営する軽井沢?プリンスショッピングプラザの年商は285億円(2005年3月期)。年商100億円を超える施設は少ないが、1998年の横浜べイサイドマリーナ開業以降、日本のアウトレットモールの市場規模は、わずかl0年足らずで推定3000億円を超えた。