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覚え書きあれこれ

記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...

りくりゅうファンの皆様、6月6日・7日と続けて大きなニュースが発表されましたね。

 

まずはGPシリーズのアサインがあり、お目当ての選手がどの大会に出るのかをチェックするファンの意見交換が、ソーシャルメディアで盛んに行われました。

 

アサインをテーマにした色んなポッドキャスト動画も出ましたが、その中で、最近ちょっと聞き始めたのはこちら:

 

 

 

 

 

このチャンネルの持ち主のトニー・ウィーラーさんはどうやらアイスダンスに一番、関心を持っているようですが。そこそこそれ以外の種目についても知識があって、何よりも毒舌じゃないのが良いと思います。

 

 

まだあまり登録者数の多くないチャンネルですが、SkatingScoresさんも宣伝しているので聴く価値はあるかなと思います。

 

 

 

 

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三浦&木原組のGPアサインに驚かれた方々も多いかと思います。日本の選手であれば、しかもその種目のトップであれば、自国開催のGP大会に出るものと思われているところ、彼らはNHK杯ではなくGPフランス大会とGPスケートアメリカにエントリーしています。

 

今シーズンは2月にオリンピックが控えていることはもちろんですが、GP大会の時期・順序が例年と異なるため、選手たちは考慮することがいつも以上に多かったと思います。

 

移動距離やリカバリーに掛かる時間、開催地がホームかアウェイか、過去の大会実績との関係、CS大会・GPファイナル・ナショナルズとの兼ね合い、などなど、シーズン全体の流れを見越した上で自分たちに一番有利と思えるスケジュールが算出されます。

 

りくりゅうはワールドチャンピオンとしてどのチームよりもGP大会における選択権が重視される立場にあるので、このGP大会のラインナップが最も彼らの希望にかなったものだったのでしょう。

 

 

いったん試合が始まるとオリンピック開催まであっという間です。どの選手に関してもそうですが、特に我がりくりゅうが怪我無く、最高の状態で2月の大舞台を迎えられることを祈っています。

 

 

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そして翌日の土曜日には三浦選手と木原選手のSNS投稿で、モントリオールでの振り付け合宿が無事に終了したことが発表されました。

 

 

 

 

 

 

 

昨年の5月に初めて訪れたIce Academy of Montreal の拠点でしたが、シーズン中にさらに二度ほど手直しをするために行っています。


なので今回の合宿ではすっかり慣れた環境に感じられたことでしょう。

 

ウェブサイトを見ても、このアカデミーには数多くのスペシャリストが在籍していて、スケートだけではなくバレエやダンス、そしてリフトのクラスを受けることが出来ます。

 

 

 

 

りくりゅうはマリーフランス・デュブルイユ先生の振り付けや、パトリス・ローゾン先生のストローキングのレッスン以外にも、二週間の合宿中にそれらのスペシャリストにみっちりとシゴかれたことでしょう。

 

どんなプログラムに仕上がったのか、早く見たいですね!

 

なお、昨年に引き続きプログラムのヒントが出されていますが、果たしてこれで正しい答を導き出せるのでしょうか?ファンの方々の推測をソーシャルメディアで見るのも楽しいです。

 

いずれにしても、「これでオリンピックシーズンに挑むのだ」と自分たちが考えて決めたプログラムなのですから、きっと自信を持って披露できるものになったに違いありません。

 

これから衣装などの案も練られるのでしょうから、全貌が明らかになる初戦までワクワクしながら待ちましょう。

 

 

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なお、ちょっと補足ですが、IAMは世界中のアイスダンサーたちが所属するのを願うだけでなく、シングルやペアの選手たちも振り付けをしてもらいたいと思う場所になりました。

 

しかし誰もかれもがアクセスを許されるわけではない。ほんの一握りの選手にだけ、与えられる特権なのだと思います。

 

ご存知かと思いますが、アカデミーの創始者の一人、マリーフランス・デュブルイユ先生はヴァーテュー&モイヤーとパパダキス&シズロンの2チームをオリンピック・タイトルに導いています。そしてチョック&ベイツがそこに加わって、過去10回の世界選手権で、9個のタイトル・16個ものメダルを獲らせています。

 

これだけでも驚異的な実績ですが、彼女は今やアイスダンス以外の種目においてもワールド・チャンピオン(坂本花織選手)やオリンピック・チャンピオン(ネイサン・チェン選手)たちの振付師としてその名を知られるようになって来ています。

 

ただ(ザッと調べただけですが)どうやらひとシーズン・ひと種目において、彼女にプログラムを創ってもらえる選手は非常に限定されているようなんですね。
 
女子:坂本選手以外では今シーズンの島田麻央選手(同じ女子シングルだけど、ジュニアだから?)、
 
男子:2シーズン前のプルキネン選手、そして昨シーズンのサドフスキー選手
 
ペア:三浦&木原組と昨シーズンのカム&オシェ組
 
などが最近ではマリーフランスに振り付けてもらっていますが、そんなに多くないですよね。リクエストがあっても、厳密に取捨選択しているのかも知れません。
 
りくりゅうの場合はブルーノコーチがマリーフランスさんと旧知の仲だったのも功を奏したのでしょう。本当に色んな意味でこういった人的ネットワークは大事です。
 
 
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あ、あともう一つ、ビッグニュースがありましたね。
 
なんと、北京オリンピックの覇者、伝説のペアチーム、スイ&ハン組が復帰!!
 
4月頃からこの噂はちらほら流れていましたが、まさか現実になるとは。
 
アイスダンスのフルニエ・ボードリー&シズロンの結成、シブタニ兄妹の復帰、もけっこう大きな話題となりましたが、それをも凌ぐお知らせでした。
 
しかし動揺するには及びません。
 
どんなライバルが現れても、りくりゅうのストラテジーが今さら変わるわけではないでしょう。
 
彼らは北京からの3シーズンの間に本当に多くの状況を潜り抜けてきました。
 
素晴らしく良いことも泣きたいほど辛いこともあり、大きな喜びも底知れない不安も味わい、自分たちの強みと改善すべき点をしっかりと自覚出来ている。だから他のチームが何をしようと、自分たちのやるべきことはハッキリと見えていると思います。
 
これまでの経験の全てが糧になると信じて、ブルーノコーチとスケート・オークビルのスタッフに見守られて、ミラノへの道を歩むだけです。
 
 
 
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オマケですが、
 
三浦選手の可愛いアヒルさん写真にちなんで、我が家の裏庭に出没するワイルド・ライフ(野生動物)のお写真をご紹介しましょう。窓越しの撮影なので画像は良くないです。
 
 
まずはお馴染みのウサギさん。
 
 
 
 
 
この日の佇まいが何かを彷彿とさせると思ったんですが…
 
 
 
 
 
チョコレートのLINDT社のイースター・バニーでした。
 
 
お次はこちら:
 
 
 
 
 
アライグマ。いっとき日本でも「ラスカル」で人気が出ましたが、風貌に惑わされてはいけませんよ。ごっつい凶暴だし、家庭ゴミを荒らすので厄介です。
 
 
 
 
しかもこの日は二匹も。
 
一瞬この写真だと、何かの間違いで同じ奴が二度写っているように見えたりします。
 
 
そして最後は…
 
 
 
 
スカンクさん。
 
コイツは非常に困ります。毒ガス持ってるんで、犬を飼っていると吹きかけられたりしてとんでもない悪臭が家中に広がって大変なことになります。
 
かつて愛犬のレニーがガスを浴びせられたことが二度ほどあったんですが、その時の騒動たるや。
 
 
しかしある意味、レニーがいなくなったからこそこうやって我が家の庭に野生動物がのさばっているんですよね。
 
遠くから見てる分には面白いですけど、ちょっと複雑。