2026年ミラノ五輪 りくりゅうFS 聞き取り・翻訳シリーズ:CBC解説の巻 | 覚え書きあれこれ

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記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...

りくりゅうファンの皆様
 

 

前記事でのアナウンスどおり、まずはカナダのCBC放送による三浦&木原組のミラノ五輪個人戦フリー演技解説を聞き取り・翻訳しましたのでアップします。

 

残念ながら日本ではこの動画が観られないとのお知らせを受けています。そのため、解説者たちがコメントをする個所だけ、画面のスクリーンショットを貼り付けていきますね。

 

三つの国の解説者が、同じ演技で別々の箇所を取り上げてコメントを発しているのも比較するのが面白い点かと思います。

 

 

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CBCのフィギュアスケート放送では、長年ブレンダ・アーヴィングさんが司会を務めています(以下「B」として表示)

 

 

 

 

そしてお馴染みのカート・ブラウニングさん(男子シングルで4回の世界選手権制覇、以下「K」として表示)と、

 

 

 

 

 

伝説の振付師サンドラ・ベジックさん(以下「S」)が解説に入っています。

 

サンドラさんについては過去にこのブログで取り上げているのですが、憶えていらっしゃるでしょうか?

 

 

 

 

 

2022年に収録、2023年に放送されたコメディ・シリーズの「I Have Nothing」にりくりゅうが(何故か)登場した時に、メイン・キャストの一人としてサンドラさんも出ていました。

 

かつてはブライアン・ボイタノのカルガリー五輪でのプログラムを振り付けたことで知られていましたが、現在もペアや女子シングルの振り付けをちょくちょくされています。

 

 

なお。CBCはカナダの公共放送ですが、りくりゅうの練習拠点がオンタリオ州にあること、彼らのコーチがカナダの誇る名将ブルーノ・マルコットであることから、随所で解説者たちの声のトーンに温かみが感じられるところにも注目です。

 

 

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Riku Miura & Ryuichi Kihara's GOLD medal performance in pairs free skating at Milano Cortina 2026 (CBC Sports)

 

 

 

 

 

注:タイムスタンプは動画に基づいたものです。

 

 

0:05
B: Don't count this team out.

このチームを侮ってはいけません。

 

 

 


0:07
B: Riku Miura and Ryuichi Kihara had uncharacteristic mistakes in the short the other day

リク・ミウラとリュウイチ・キハラは先日のショートで彼ららしからぬミスをしてしまいました

 

 

 

 

 

0:14
B: And are seven points back of first. But like their coach told them when they left the ice yesterday, it is not over yet.

その結果、首位から7点引き離されています。しかし彼らのコーチが昨日、リンクを離れる際に言っていたように、(試合は)まだ終わっていません。


 

 

 

0:23
B: This team trains out of Oakville, Ontario, and were the odds-on favorites to win Japan's first Olympic Pairs medal.
このチームはオンタリオ州オークビル市を練習拠点として、日本に史上初のペアのオリンピックメダルをもたらす大本命とされていました。

 

 

 

 

0:31
B: And still are.

そしてそれはまだ変わりません。

 

 


 

 

演技開始、ツイストが決まり、SBSが決まるまで解説者は沈黙。

 

そして3連続コンビネーションを着氷させると

 

1:35

(サンドラさん満足そうな声で)
S: Oh yes.

 

 

 

1:40
K: That's the first time we've seen that sequence done so cleanly

この三連続のシークエンスがこれほどクリーンに決まるのを見るのは初めてだね。

 

 

 

 

リフトの間も沈黙。

 

そしてスロー3ルッツの着氷と共に

 

2:08

S: Aah

ああ…(感嘆のため息交じりに)

 

 

 


2:25
S: Beautiful throw into the best Death Spiral in the world. 

美しいスローから世界一のデス・スパイラルへと入りました。

 

 

 


2:37
ボッチェッリの歌声が流れ出し、スピンが展開。

 

解説者はずっと静かなまま。

 

3:10
S: This next jump is critical, and it's in such a hard place in the program

この次のジャンプがカギとなります。しかも本当に難しい箇所に持って来ているんですよね、プログラムの中でも。

 

 

 

 

SBS3Sが決まって、リフトが終わるまでまた沈黙。

 

最後のスロージャンプに入る前に:


3:57
K: Final release move

最後の投げ技…

 

 

 


3:59
K: Throw Triple Loop!!

スロートリプル・ループ!!!

 

 

 


4:13
S: Reverse turn on that lift

このリフトでリバース・ターンをして

 

 


4:18
S: And a carry

そこからのキャリー

 

 

 


4:27
S: This is the performance of their lives!

これは彼らの一世一代のパフォーマンスです!

 

 

 


4:50
B: Does it get any better than that!? You know, their coach Bruno Marcotte was right, this team is not done yet.

これ以上のことがあるでしょうか?彼らのコーチ、ブルーノ・マルコットは正しかったわけですよね。このチームにはまだ(優勝の)チャンスがある!

 

 

 

 


4:57
B: He's in tears. Seven points back of first but the Olympic title is definitely within reach

彼も涙ぐんでいますね。首位から7点差ですが、オリンピック・タイトルは確実に手の届くところにあります。

 

 


 

5:15
B: There was so much disappointment after that failed short the other day

先日のショートの失敗の後、ひどく落胆していましたが。

 

 

 


5:22
S: This took so much strength on their part

これ(このパフォーマンス)のために彼らがどれほどの力を振り絞ったか

 

5:27
S: Emotional strength. Physically they're trained, but emotinally every ounce. 

(私が言ってるのは)精神面の力のことです。身体の面ではトレーニングを十分に積んでいるわけで。でも精神面ではそれこを一滴も残さず(振り絞る必要がありました)

 

 

 

5:37
S: And he was so upset with the mistake on the lift yesterday, blaming himself regardless of whose fault it was.
彼は昨日のリフトのミスで本当に落ち込んで、自分を責めました。(ミスが)誰のせいであるかに関わらず。

 

5:44
S: But this moment, they're so beloved

でも今この瞬間、彼らはどれほど皆に愛されているでしょうか。

 

 



 

二人が氷上から引き上げ、スロー再生が始まる。

 


6:29
S: I think for all skaters, it's about the performance.

思うに、どんなスケーターにとっても、一番大事なのはパフォーマンスなんですよね。


 

 

 

6:35
S:More than medals. Of course the medals, they want, but it's about the performance. It's about how you feel when you're finished, when you've taken your bow.

メダルよりも、です。もちろんメダルは誰でも欲しいに決まっています。でもやっぱり自分がどんなパフォーマンスをしたのか、なんですよ。演技を終えた時、お辞儀をした後。自分がどんな気持ちなのか、が重要なのです。

 

 

 


6:50
K: The feeling lasts a lot longer than the moment they put a medal around your neck.

その気持ちは首にメダルを掛けてもらった瞬間よりもずっとずっと長く持続するからね。

 

 

 


 

6:57
K: The feeling of how you came through, persevered, enjoyed, shared your experience.

自分がいかにやり遂げたのか、粘って、堪能して、そして自分の体感していることを人々に共有できたのか、というフィーリング。

 

 



 

 

7:03
S: And it's such a profoundly personal journey on a global stage. 

しかもどこまでも私的なプロセスなのに、世界中の注目を浴びながら歩んでいる、というところもね。

 

 


 

7:10
K: Yeah, and that felt like an Olympic win....
If it wasn't for math

全くだね。そしてあれはもう「オリンピック優勝」という感じだった。ただ、まだ数字(スコア)の計算の問題がある。

 

B: Well...

まあそうだけど。

 

 


 


7:33
K: And so we throw it to the fates now

そしてもうここからは運命に任せるしかない

 

 

 

 


7:36
S: They did all they could

彼らはやれるだけのことをやったから

 

 


7:44
THE SCORES PLEASE

 

7:49
Announce

7:55
B: Easily, easily, look at that score, 231 Total Score, .24

余裕、余裕です!このスコアを見てください、総合で231.24!

 

 


 

 

8:01
B: Well even if they don't win gold, I can't believe this wasn't the skate of the night

まあもうこれで彼らが金メダルを獲れなかったとしても、今夜のハイライトとなる演技だったに違いない、としか思えませんね。