今日、2025年3月18日はSkate Oakville の主催するイベントでこれからオンタリオ州大会に出る若いスケーター達と、ワールドに出場するスケーター達の合同壮行シミュレーションが行われました。
場所はお馴染みの Sixteen Mile Sports Complex、私は最初、一人で行くつもりだったのですが、ふとフィギュアスケートの大会でよく一緒に仕事をするボランティア仲間のVさんを誘ってみると即OK。
Vさんは88歳のお母さんと84歳の叔母さんを連れて1時間かけて来てくれました!姉妹でずっとフィギュアスケートをしていたというから、筋金入りのファンです。おかげでとっても楽しい観戦(?)となりました。
会場に着くと、ホールで見慣れた人影が。トレイシー・ウイルソンさんじゃないですか!すぐには何故、彼女が来ているのか分からなかったのですが、なんと、「ジェイソン(・ブラウン選手)と来てるのよ」と言います。私はてっきり今日、演技するワールド出場選手は「りくりゅう」と「ゆなすみ」だけだと思っていたので、大コーフン。
しばらくするとメキシコ代表のドノヴァン・カリーヨ君の姿も!これは見応えがあること間違いない。
イベントのフォーマットはまずちびっ子のアイスダンスチーム2組、そして男子シングル選手の演技。
夕方からの開催とあって家族連れなどで観客席がかなり賑わっていたのも良かったです。
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その次がジェイソン選手、ドノヴァン選手、そしてクリケット・クラブで練習しているアゼルバイジャン代表の Nargiz SUELEYMANOVA選手の三人が登場。
ジェイソン選手は1月の全米選手権に出ていなかったので、どんな演技を披露してくれるのかとっても興味がありました。今日、素晴らしいフリーをほぼノーミスで滑り、準備は出来ていることを証明しました。
使用曲はエストニアの作曲家、アルヴォ・ペルトの「Spiegel Im Spiegel」。この様な静かな曲はジェイソンほどのスケーティング・スキルを持っていないとなかなか滑りこなせないと思います。本当に良かったです!
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その後、オンタリオ州大会に出場する6人の女子選手が滑り、いよいよトリは日本代表のペア2チーム:
三浦&木原組
璃来選手はご覧のとおり、ジャパンジャージではなく、ユニクロのモコモコのフリース・ジャケットて登場したのが面白かったです。どこかのインタビューでこういったシミュレーションの場合、防寒を優先することにしていると言ってましたよね?
こうなったら本番でも着れるようにユニクロさんから「三浦璃来特別バージョン」の「ジャパン・フリース」を作ってもらうしかない!
そして長岡&森口組!
演技は写真からもわかる通り、2組ともSPを滑りました。(観ることに専念したかったのでろくな写真がなくてすみません)
6分間練習からツイストやスローの技を見て、お客さんが「おおっ!」とどよめいていました。やはりペア競技は迫力があり、普段、見慣れていない人にとっては新鮮なのかな、と思いました。
シーズンのこの時期になるとさすがにプログラムを滑り込んでいるとあって、2チームとも安定した演技でした。豪快なスローやリフト、疾走感のあるステップシークエンスではお客さんから大きな歓声や拍手が沸き起こりました。ワールドに向けてしっかりと練習を積んできたことが見て取れて、良かったです。
それにしても感慨深い。初めてワールドに日本から2組のペアチームが出場するのです。りくりゅうはもちろんのこと、若手ペアもこんなにレベルが高いことが誇らしい…
もう来週の今頃はボストンで公式練習を終えているのですね!本当に間近です。ドキドキしてきました!!皆さま、ご一緒に応援いたしましょう!!