2023年ISU世界ジュニア選手権(カルガリー大会):3月1日の模様 | 覚え書きあれこれ

覚え書きあれこれ

記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...

今日は遅出なのでまだホテルでダラダラしています。

 

昨夜は女子SPの記者会見を終えて22時過ぎまで会場にいたので、ゆっくりして良いよ、と広報部長のカリンちゃんに言ってもらったのです。

 

カリンちゃんは若いながらもすごく落ち着いていて、長時間の労働にも関わらず、爽やかな笑顔を振りまいています。埼玉ワールドにも行くので、会場で皆様も彼女の姿を見かけるかも?

 

さて、昨日の試合の結果からレポしますと、皆様すでにご存じのとおり日本の期待のジュニアペア、「はるすみ」こと村上&森口組が素晴らしいSP演技を披露して、6位に入りました!

 

 

 

 

先輩の三浦&木原ペアからもらったお揃いのカップが可愛いですね。


こちらに来る前に行った二週間余りのオークビルでの合宿が功を奏して、全てのエレメンツに磨きがかかり、高得点につながったのでした。最後のデススパイラルにちょっとしたミスが出ましたが、フリーではきっと調整してくるでしょう。

 

ところで昨日、ちょっとボケて二日目の競技が男子とアイスダンス、と書きましたが、それは間違いで今日は男子とペアのフリーでした。そのおかげで42名の男子と14組のペアで済みます。と言ってもまた夜の22時までは会場に詰めることになりますが。

 

ペアのSPでの上位3組は1位アメリカ、2位フランス、そして3位がオーストラリアの選手でしたが、3位に入ったGollubeva & Giotopoulos-Moore 組が演技後とても残念そうにしていました。彼らは優勝候補なので、デススパイラルがミスにより零点となってしまったことが本当に惜しかったです。

 

 

 

 

アメリカのBaram & Tioumentsev 組は会心の演技で笑顔いっぱい。そして2位のVouillamoz & Giniaux 組はジュニアGPのファイナルに出場していなかったので、私自身、全くノーマークでしたが、オリンピックチャンピオンのブルノー・マソがコーチとあって、飛躍的な進化を遂げているようです。

 

なお、4位に入ったウクライナのペア、Sieorva & Khobta 組も大会前にオークビルで合宿をしていたので、はるすみペアとも仲良くなったようです。

 

そして残念ながら、同じくリンクメイトのカナダジュニアチャンピオンのクロエとキランはミスが多く出てしまい、9位に沈んでしまいました。何とかフリーで挽回してくれますように。

 

本日のフリーでははるすみも大きな武器である世界トップレベルのSBSジャンプがありますので、とっても楽しみです。乞うご期待。

 

女子SPは日本が1位と3位に入り、記者会見では通訳をさせて頂きました。ジュニアの選手はやはりとってもまだ若く(幼く?)、インタビューエリアでも声が小さくて一生懸命、こちらが屈んで聞き取らないといけません。

 

 

 

 

でも二人ともしっかりとした受け答えをして、しかも記者会見の最初の質問ではSP演技の感想を求められ、英語でちゃんとひとこと、答えていましたよ!これはとっても良い傾向だと思いました。

 

島田選手は「Thank you for asking, I was nervous but it was fun!」と言い、中井選手は「I was glad to perform on this big stage」というコメント。

 

 

 

 

現在、ホテルを出てこれを会場で書いていますが、男子のSPが始まっています。日本選手が今日も活躍してくれることを祈って、ひとまずアップしますね。

 

最後に会場周辺の写真を少し、載せておきます。

 

 

 

 

 

キスクラ裏の様子はこういう感じです。

 

 

 

 

ここから選手たちをエスコートして、取材エリアへと連れていきます。

 

 

 

 

モニターにはライブストリーミングとスコアの速報が出ます。

 

こちらがテレビとペン記者の取材エリア:

 

 

 

 

 

そして記者会見場です。