おはようございます。
昨日は2023年カナダ選手権のシニア競技初日を手伝いに行ってきました。朝の7時半に家を出て、まずはYちゃんの家に向かい、そこから彼女の運転する車でオシャワまで。
雪と渋滞の中、2時間弱かけて到着。
ところで前にオシャワまで140キロメートル、とか大幅にサバをよんでしまいましたが、約100キロメートル、という感じです。失礼しました!
この日は競技終了が22時で、帰宅したのが23時過ぎだったのでかなり長いお手伝いとなりました。
本当に色んなことがあり、色んなことを感じたのですが、これからまた用意をして(今日は少し遅出です)とりあえず、箇条書きで幾つか記しておいて、また後日、書き足したいと思います。
なおこの記事内の写真もメディアチームによる撮影で、共有されたものです。クレジットを付ける場合は
Photos by 2023 Canadian Tire National Skating Championships
Media Team
Uploaded with permission
などとしてください。
シニア女子:
*数シーズン前、ジュニア女子として多くのホープを集めたKaiya Ruiter 選手が元気な姿を見せてくれました。コーチは往年のアメリカ名選手スコット・デイビーズです!
*Fiona Bombardier 選手がSPで健闘しましたが、彼女のお母さんは元カナダ女王のジョゼ・シュイナールだと聞いてびっくり!
*Lia Pereira 選手はシングルとペアの「二刀流」です。昨シーズンで前のパートナーとのペアを解消したトレント・ミショー選手と組んで、新しいペアチームが誕生したのは嬉しい。シングル女子のSPでも2位、と大活躍!
*現カナダ女王のマデリン・スキザスはシーズン前半、ちょっと調子が出ませんでしたが、SPでの安定感は抜きんでていました。フリーも頑張って!
アイスダンス:
*RDで二位につけているMarjorie Lajoie & Zachary Lagha組のザック君はなんとコンサート・ピアニストを務めるほどのピアノの腕前なんですね!発見でした。
*首位に立ったのはLaurence Fournier-Beaudry & Nikolaj Sorensen 組ですが、今年の世界選手権は珍しくカナダのアイスダンスの枠が二つしかないので、カナダ選手権を欠場しているギレス&ポワリエ組はワールド出場が事実上、確定してるので、残りのひと枠をラジョワ&ラガ組と争う形です。RDでローランスたちがかなりリードしているので、フリーダンスでも後輩たちを引き離したいところでしょう。
ペア:
ジュニアからシニアに上がってきたBrooke McIntosh & Benjamin Mimar 組がしっかりと2位につけました。
*しかしやはり首位はDeanna Stellato-Dudek & Maxime Deschamps 組。ディアナ選手はすでに2カ月以上、呼吸器系の疾患に悩まされていて、この日も声が枯れていたのですが、自分で「ミッキーマウスみたいな声」とジョークにするくらいには回復していたようです。
男子:
正直、最後のグループは自爆大会だったのであまり言うこともないのですが、長年スランプが続いていたConrad Orzel 選手が会心の演技で2位につけたのが良かったです。
そして今シーズンで引退を表明している Keegan Messing 選手が首位。あまりにも皆が失敗しまくる中、最後でその場の雰囲気を救ってくれました。
キーガンの奥さんが第二子の誕生を今日あたりに予定しているため、ものすごい緊張感の中で演技をしている彼ですが、試合が終わり次第、アラスカに飛んで帰るそうです。
現場には親友のナム君もいて、演技後はハグ大会。
オマケ:
*ケベック州代表のマレク・ラムリンソン選手の帯同で来ていたのがデイヴィッド・ウィルソンさん。昨年夏のインタビューのお礼を言うと、喜んでくれました。
では行ってきます。