今朝はレニーの散歩を待ってもらってヨーロッパ選手権のライストで男子のSPを見ました。(カナダは放映権がないのでISU提供のストリーミングが見れてとってもお得な気分)
何ともドラマチックなことに最終滑走者はハヴィエル・フェルナンデス選手。皆が彼が有終の美を飾るのを期待しているのではないでしょうか。
ロシアのコリヤダ選手、サマリン選手が良い演技を見せていただけに、プレッシャーはあったでしょう。ハビちゃんの表情がちょっと硬いような、顔色が青ざめているような。
でもマラゲーニャの音楽が掛かり始めると、いつもの美しいスケーティングが冴えていました。
冒頭のコンビネーションは最初のクワッド・トウがちょっとだけ着氷がつんのめったぽかったけど、しっかりと2Tを付けてセーフ。そして続く得意のクワッド・サルコウは綺麗に決まった!と思ってPCの画面の前で手を叩いてしまいました。最後のトリプル・アクセルはまた少し乱れたけどこれまたセーフ。よっしゃ、後は華麗なステップを踏んで終わり!
コリヤダ君のノーミスの演技に比べると少し、点は劣るかと思いましたが、95点くらいかな、そして二位かな、と予測を立てていました。
ところがスコアが出てみると91点でサマリン選手よりもほんのちょっと下の三位?えー?
その後、記者会見でどういう感想を述べるのかと思っていたらやっぱりハビちゃんも不満だったのね。(会見の模様はこちらでどうぞ:
https://www.facebook.com/isufigureskating/videos/2134866409910065/)
彼がこういうことを表立って言うのは珍しい(過去に一回だけしか聞いたことがない)ので驚きましたが、それだけ疑問に思った、ということなのでしょう。
フェルナンデス選手のコメントをざっとまとめると(なお、逐一、フォローしての訳ではないのでご参考までに)、
シーズンの前半は確かに競技からは離れていたけど、だからと言って辞めてたわけじゃない。今日はこれまでのスケート人生で経験したことないことに遭遇した。もしかして彼ら(ジャッジ、のことだと思います)は僕が(現役の)フィギュアスケーターだってことを忘れたのかな、って思った。フリーでは(これもジャッジが、でしょうね)ちゃんと意見をまとめてくれることを願っている。自分では良いSPを滑ったと思ったけど、PDF(に印刷されているスコア)には反映されていなかった。
確かに三週間は大会に備えるのに十分な練習期間ではないかも知れないけど、僕は実際、しっかりと練習した。それに、その前もスケートは滑っていたわけで、競技のためのトレーニングみたいに100パーセント、ハードな練習ではなかった、というだけ。でも自分としてはこれまでずっとスケートを長年やって来ているので、この競技については色々なことがちゃんと認識できているつもり("I recognize a lot of things in figure skating")。
ここからハビエルがけっこうゆっくりと、力を込めて言ってるところ:
I had a cheated quad sal today, and it was not.
今日、4回転サルコウでチートした、という判定だったけど、自分ではそうだったと思わない。
I saw it on the ice, and it was not.
僕は氷上にいて、見たわけだけど、チートジャンプじゃなかった。
(これは「氷の上にスケートの刃が付けた跡を見て」ということかな?とも思うのですが)
ジャッジもスローモーション再生があるんだから分かるはず。+2からー2の評価が付いてて、それは5点もの開きがあるわけでしょ。(ぼくが競技を離れている間の)過去10カ月でこれが何を意味するのか、は分からないけど、驚いた(ということは言える)。
始まるまではちょっと緊張してたけど、ここに来る前の三週間は良い練習が出来てたし、金メダルを獲るつもりで来た。だからフリーでもそのつもりで滑るし僕はカムバックすることで知られているから、もしもジャッジがそうさせてくれるなら("if they let me tomorrow, I 'll do it")、やるよ(逆転して優勝するように頑張る)。
という感じかな。
さあ、フリーではどうなるか?ハビエル、頑張れ。