ところで思い出したように全日本選手権のテレビ中継について | 覚え書きあれこれ

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記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...



カナダ選手権が始まるという今頃になって、年末の全日本選手権について書いておきたいことがあったので、記事にします。



2015年末同様、全日本選手権の模様は日本のテレビ中継を見ることができました。ネットって本当にありがたい。

競技についての感想もあるにはあるのですが、今回は中継事態について思ったことを幾つか。


*確かNHK杯の時もそう感じたのですが、どうも日本で開催される大会では画面が「白い」

白い氷がたくさん写っているのだから当たり前と言われそうですが、たとえば宮原選手のSPを例にとって、プログラムの同じ場面を見ても。。。

こちらがスケカナ





こちらがNHK杯



要するに氷の表面を捉える時に、露出が過剰になっている感じ?


うちの主人はかつて、息子たちのホッケーの試合をよく撮影していた時期があったのですが、一番難しいのは氷の白い色と、他の物の色のコントラストをバランスよく保つことだ、と言ってました。

また、カナダではホッケーの試合が多く放映されるので、カナダのテレビ局のカメラマンは皆、氷上のスポーツを写すのが上手だと主人は言います。

そういった点に気を付けて見てみると、確かにスケカナ(これはTSNが担当していましたが)のカメラワークはとても綺麗にスケーターを捉えていて、演技が見やすいような気がします。

まあ好みの問題、と言われればそうかも知れませんが。


たまたま見つけた動画ですが、他にもあるかも知れないので皆さんもご自分で比較してみてください。











*演技後のインタビューの進め方が聞いていて辛い。

これは以前にも触れた気がするのですが、日本のスポーツ中継を見ていると、演技(や試合やレース)が終わった直後のアスリートに対して行われるインタビューがとっても聞きづらい。何度も同じような質問をして、いったい何が聞き出したくてどこまで追い詰めるのだろうか、とイライラしてきます。

アスリートにしても、ちょっとずつ表現を変えたりしながら懸命に応えているのですが、本当によくこれだけ根気が続くなあ、と気の毒になります。

インタビューをする側の資質と言うか、手際の良さが問われるところだと思うのですが、後で自分がどのように話を聞いたのか、しっかりとビデオを見てどこをどうしたら改善できるのか、とことん反省してほしいと思います。

大学で社会調査法を教えていた頃、こんなインタビューをする学生がいたらきっと注意していただろうな、とフラストレーションを溜めながら聞いています。


放送時間について:

これはもう、日本の皆さんもさんざん、追求されていることですが、どーしてライブで中継しないのか?これはまことに不可解です。


カナダ選手権は、ノービスやジュニアの部門は連盟のサイトがライブストリーミングを提供し、シニアの全試合はTSNとCTVがタッグを組んでリアルタイムで放送します。


Friday, January 20

15:30-19:30
Senior Women Short Program
Senior Ice Dance Short Dance

TSN1


19:30 – 22:30
Senior Men Short Program
Senior Pairs Short Program

TSN3
TSN5


Saturday, January 21

13:00 – 15:30
Senior Women Free Program
Senior Ice Dance Free Dance

CTV



19:30 – 22:00
Senior Men Free Program
Senior Pairs Free Program

CTV




↑ と、こういった具合に。



日本ではあんなに人気のあるフィギュアスケートなのに、もう少しテレビ局も工夫してくれても良さそうですよね?



取り急ぎ、思いついたままに書いてみました。