真夏でも涼しい場所 | 覚え書きあれこれ

覚え書きあれこれ

記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...




少し前まで日本の暑さを気の毒がっていた私ですが、ここ数日、30℃を超える真夏日が続いています。(羽生選手、涼しいトロントを想像して帰って来てびっくりしているかも知れませんね。)


空はあくまでも青く晴れ、日差しはあくまでもキツイ。


庭仕事なんかしようもんなら日陰にいても2時間で汗だくになってリタイアしなければなりません。


しかしこんなお天気の中でもひたすら涼しい場所があります。そして私はここひと月ほど週に一回、火曜日の午後にそこに通っているのです。







玄関近くの壁一面にはこんな写真が…







これは有名なホッケー選手のスティーブン・スタムコスさん(タンパベイ・ライトニングスというチームに所属)ですね。トロント出身、まだ24歳ですがすでにスーパースターです。


もうお分かりかと思いますが、建物の中に入るとこんな感じ。







そして私の持ち物は…







そうなんです。この年になってなんとスケート教室に通うことにしたのです。


レッスンなんて受けるの、小学生以来かしら。


我が家から車でほんの5分の所にあるアリーナで、息子たちがちっちゃい頃からお世話になっていた先生の息子さんに(時の経つのは速い)教えてもらっています。ここのアリーナはなんと4面ものリンクがあり、通年営業しています。


さて、このたび一念発起してスケートを習いに行こうと思ったわけですが、夏と言うことで、カナダではより盛んなホッケー用のプログラムしか見つかりませんでした。


なので全員がホッケーのためにスケーティング・スキルを付けようとしている中、私一人だけがフィギュア用のスケートを履いて混じっているのです。でもこの際、構いません。とにかく滑れるようになったら良いのですからね。

(ちなみにフィギュアスケートの教室は秋になったら新たに探そうと思っています。)


私のいるグループは一応、大人ばかりですが同じリンクには小学生くらいの子たちも参加しています。まー、ちっちゃい子の無鉄砲なこと。すごいスピードでガンガン、滑ります。私は年相応に慎重に滑っているので、あまり転倒もしなくなりました。


なお、こちらでは皆、氷上でヘルメットを着用しなければなりません。私も息子の昔使っていたものを借りています。


ほんの初心者レベルの教室ですから、ごくごく簡単なことしかやっていません。しかし今日で五回目、ものすごい発見があって興奮して帰宅しました。


「ねえねえ、クロスオーバーってさ、外側から内エッジを蹴って足を前にクロスさせるだけかと思ってたら、その後、内側の足の外エッジでも蹴るんだってね!!」



…とまあ、あまりにも初歩的なポイントでお恥ずかしいのですが(実際、主人や息子たちは「そんなん、当たり前やん」という反応)、一気にスケートに対する興味が跳ね上がりました。奥が深いわ~~~。


と、同時に次男が小さい時からあんなに自由自在に氷上を駆け巡り、急停止や方向転換をしていたのを思い出して改めて感心してしまいました。(長男は同じホッケーでもキーパーなので求められるスケーティング技術は全く別個のものです。)


「あんたさあ、すごいスケート上手かったんだね。見直したわ」



と言う私を怪訝な顔で見る次男。でもまんざらでもなさそうでした。


主人も若い頃はホッケーをやっていたのでスケートはお得意。今度、皆で滑りに行こう、ということになりました。


そしてなんと、義姉までもが


「あら、私もスケートしたいわ。靴も新しいのを買いに行くからショップに連れて行って」



と言いだします。主人の姉と妹は小さい頃、フィギュアのレッスンをかなり長い間受けていたので今でもなかなか上手に滑れるようです。


この秋から近くのリンクに週一度、滑りに行く約束までしてしまいました。



なんだかますます楽しくなりそうです。


皆さんもスケート、習ってみませんか?