持つものは手先の器用な友人 | 覚え書きあれこれ

覚え書きあれこれ

記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...


自慢ではありませんが、私は手芸が大の苦手です。

学校の科目で最も嫌いだったのが「家庭科」。苦痛で苦痛で…

工作はけっこう得意だったのですが、なんせ裁縫となると全くダメ。

すべて課題は母に仕上げてもらっていました。

未だにズボンのすそ上げでさえもクリーニング屋に頼む始末です。(ボタン付けくらいはなんとか…)

なので、このたび、ちょっとした手芸を要するプロジェクトに取り組むため、強力な助っ人チームを編成することになりました。

Nちゃんとは6年前にこちらで知り合いました。

とても若いのですが、彼女の家に呼んでもらうといつでも素晴らしく行き届いたおもてなしが整っていて、感心します。特に材料を刻むのがやたら得意で、その細かさと綺麗さにはびっくりします。

Kさんはこの界隈ではお料理上手で有名な方です。

色々な手芸にも長けていて、お得意なのはハワイアン・キルト。お子さんのバッグにアップリケを施したり、非常にマメで、私には考えられない技の持ち主です。

Sさんは美大出身のカリスマ・アーティスト。最近、凝っているのはミニチュア粘土細工。ほとんど「ビョーキ」の域に達しています。

どんだけ~

かというと…

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↑こんな恐ろしい物を作ってしまうのです。コインの大きさと比べてどんだけ細かいか分かっていただけるかと。

お箸は爪楊枝をさらに削って作ったのだそうです。

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お料理のひとつひとつが個別に作られていて、きぬさやなども、中の豆まで作ってあるそうです。ここまで行くと尋常じゃないです。


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こ、このお重箱も彼女が作って、ちゃんと重ねた時に模様も綺麗につながるようになっています。


さて、この三人の達人に集まってもらい、私はただランチを提供するだけ。

まずはSさんがデザインを担当。

さすがに美大出身だけあって、構成のセンスも色彩感覚も抜群。すぐに案が出ました。

それからはKさんがテキパキと作業の段取りを決めてくれます。作りたいものの原寸大に新聞紙を切ったり、貼り合わせたりして、

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大体のスケールを把握してさらにデザインを検討し、

次はそれと同じ寸法の白い紙にSさんが最終的なデザインを書き写し、

KさんとNさんが必要な布地の種類を決めてくれます。

で、明日、早速一緒に買出しに行ってくれることになりました。

これから徐々に作業の工程をレポートして行きます!出来上がりをお楽しみに。