輝け星くず | これ観た

これ観た

基本アマプラ、ネトフリから観た映画やドラマの感想。9割邦画。作品より役者寄り。なるべくネタバレ避。演者名は認識できる人のみ、制作側名は気になる時のみ記載。★は5段階評価。たまに書籍音楽役者舞台についても。

『輝け星くず』(2024)

 

監督 西尾孔志=にしおひろし(『ソウル・フラワー・トレイン』他)

原作 小谷忠典

脚本 いとう菜のは西尾孔志

主題歌 森絢音「覆水不返」

 

山﨑果倫、森優作、岩谷健司、滝裕二郎、中山求一郎、片岡礼子、春田純一、湯浅崇、松尾百華、他。

 

同じ会社に勤める光太郎(森優作)かや乃(山﨑果倫)は恋人同士。プロポーズをいつしようかと指輪まで用意している光太郎だが、タイミングがつかめない。光太郎はNYに行くはずが寸前で家庭の事情により行けなかった過去があり、かや乃は修学旅行に行ったことがなかった。そんな二人は海外旅行へいくことにする。しかし、そこは海を隔てた四国。そこでかや乃は麻薬取締法違反で逮捕される。常習してることも気づかなかった光太郎はわけわからないまま一人帰り、日々を過ごしていると、かや乃の父親だという慎介(岩谷健司)から保釈金で勾留を解かれるから、一緒に勾留先の四国まで行ってくれないかと連絡が入る。慎介はパニック障害を持ち、移動に飛行機はもちろん電車はNG、車さえも限定的、かつ馴れ馴れしく風変わり。そんな慎介との四国までの旅が始まる。

その旅の中で慎介が脱出系マジシャンだったこと、その過去のトラウマから障害を患っていることなどがわかる。さらに、かや乃の抱えるトラウマもわかってくる。光太郎もまた過去につまづきがあった。

釈放されたかや乃は転職し、違う道を生きようとし、光太郎はそれを尊重しようとする。そんな状況下、慎介は障害を克服しようと、先の旅で心を許した光太郎とかや乃の手を借り、かつてアメイジング・シン介として名を馳せた演目にトライし…。

 

なかなかハートフルなドラマ。過去の事故によるパニック障害というハードな疾患だが、クセ強の慎介とかや乃に大人しめの光太郎といった設定なので、笑いもあって、良かった。光太郎にも不幸な過去があり、父親を許せない気持ちもあったが、結局は自身の逃避行動だったという決着、父親の反省もあり、人間の複雑さも描かれていて、程よかった。

 

自分の人生だけど壁に当たると言い訳を探しだす。他人や環境、状況のせいにすれば楽になるだからだ。その役目を光太郎が請け負ってる。慎介は現状脱却を図る役割。かや乃とで三人で人の人生の大筋を描いているようだ。

 

ドローン撮影がすてき。

 

慎介の昔馴染みの仕事仲間に片岡礼子、かや乃に言い寄る実は手癖の悪い同僚三島中山求一郎、かや乃の転職先の社長滝裕二郎、アメイジング・シン介を知る宿泊施設のオーナー元芸人湯浅崇、光太郎に何気に気のある同僚三浦松尾百華

 

★★★★