【ndjc】鉄馬と風 | これ観た

これ観た

基本アマプラ、ネトフリから観た映画やドラマの感想。9割邦画。作品より役者寄り。なるべくネタバレ避。演者名は認識できる人のみ、制作側名は気になる時のみ記載。★は5段階評価。たまに書籍音楽役者舞台についても。

『鉄馬と風』(製作2013)

ndjc(New Directions in Japanese Cinema)

文化庁委託事業・若手映画作家育成プロジェクトの作品

 

監督・脚本 浅沼直也(『イソップの思うツボ』他)

 

中学卒業と同時に家を出て行った兄が亡くなったという知らせを受けたトシ(夛留見啓助=たるみけいすけ)。ずっと会っていなかったので何の感慨もなく賃貸契約していたガレージの片付けへ向かう。ガレージにはお金もないだろうに立派はハーレーダビッドソンがあり、なんとそこに住んでいたようだった。そこへ刑務所で一緒だったモッシュ(ウダタカキ)という男が現れる。出所したらハーレーに乗って二人で行こうと約束したところがあるという。モッシュは刑期を終えて出てきたばかりだった。兄について何も知らないトシはモッシュの願いを聞いてハーレーで出かけることにする。途中タトゥーアーティストの倫太郎(板橋駿谷)のところに寄ったり、また途中で弟の嫁を殺めたという男(河原健二)に出会うなどして目的地へ向かう…。

 

短いのが残念なロードムービーだった。

兄の全てはわからなくても断片は手に入れた、それで満足な兄弟関係が寂しい。

ちょいネタバレだけども、モッシュは妹(北浦愛)に会いに行くのだけど、そこでトシと喧嘩になる。その殴り合いが興ざめだった。胸ぐらつかむくらいで充分伝わる。

 

★★★

 

 

制作プロダクション オフィス・シロウズ