【ndjc】直下型の女 | これ観た

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基本アマプラ、ネトフリから観た映画やドラマの感想。9割邦画。作品より役者寄り。なるべくネタバレ避。演者名は認識できる人のみ、制作側名は気になる時のみ記載。★は5段階評価。たまに書籍音楽役者舞台についても。

『直下型の女』(製作2007)

ndjc(New Directions in Japanese Cinema)

文化庁委託事業・若手映画作家育成プロジェクトの作品

 

監督・脚本 タテナイケンタ

 

地震の研究をしているサトシ(山中聡)は町長の孫である元カノユリ(江口のりこ)の計らいでアメリカで本格的に研究できることになった。今カノであるミツコ(河井青葉)は気が気ではない。ユリは強引だからだ。アメリカに行かなくても研究はできるだろうと説くのだが、このあたりはほとんど地震が起こらないので、サトシの意志は変わりそうにない。そんな時、職場で昔々地震は地中にいるナマズが起こしたと言われていて、それを鎮めるためにナマズ石(要石)を祀ったと聞き、ミツコはそれを取り除こうと思い立つ。一方でユリはサトシを口説き始め、アメリカの話は嘘だと判明する。そこからとんでもない展開に…。

 

一人の男性をめぐる女の戦い。半ばサイココメディ。最後はファンタジー…オカルトかな。

役者うまいし、夢を追う男の純真さと、女の友情の摩訶不思議さと、本当に直下型の女になってて、面白かった。

 

★★★(★)

 

 

要石で地震をおさえるって、本当に言い伝えあったのか。『すずめの戸締まり』観た時、調べなかった。

 

制作プロダクション ぴあPFF事務局