【ndjc】ミチずレ | これ観た

これ観た

基本アマプラ、ネトフリから観た映画やドラマの感想。9割邦画。作品より役者寄り。なるべくネタバレ避。演者名は認識できる人のみ、制作側名は気になる時のみ記載。★は5段階評価。たまに書籍音楽役者舞台についても。

『ミチずレ』(製作2013)

ndjc(New Directions in Japanese Cinema)

文化庁委託事業・若手映画作家育成プロジェクトの作品

 

監督・脚本 文晟豪(=ムン・ソンホ)

 

大学生の鬼頭(落合モトキ)は荷物を届けるだけで大金がもらえるというバイトの張り紙を構内で見つけ、さっそく事務所に行き、同じく張り紙を片手にやってきた同大学のベンチ(矢本悠馬)と出会う。MCポン(高木健)MCピン(薬丸翔)と名乗るこれまた怪しい依頼人からスポーツバッグを渡され、指定の住所へ向かう。そこは韓国マフィアのアジトだった…。

 

面白かった。

鬼頭がテコンドーを習っていたことや、バイト料が10万だと思っていたのが実は100万だったとか、「チュギンダ」という言葉の意味とか、MCバトルイベントがあることとか、ベンチの目的とか、鬼頭のあさましさとか、なんか色々小ネタが回収されてくのが小気味よかった。韓国マフィアのボスチェ(野中隆光)が「自分が取る行動の先に何があるか考えろ。忠告したぞ」が効くラストは笑う。タイトルもアイロニカルで好み。

 

その他、なぜか警視庁というロゴ入りのベストをMCピンポンが着ていることとか、バッグの中身は絶対見るなと言われたのにベンチが見てしまう、しかし何が入ってるかは観てるこちら側には見せないとか、MCピンがやたら唾を吐くこととか、味付けとして面白かった。また、マフィアのアジトから逃げる鬼頭とベンチを俯瞰で見せるシーンは印象的だった。画角もいいし、走り方がもう鬼頭っぽいしベンチっぽいし。さすが落合モトキと矢本悠馬だなと思った。

 

★★★★★

 

 

制作プロダクション シネバザール