『L♥DK』(2014)第1作目
原作は渡辺あゆの少女漫画。
監督 渡辺泰佑(『海月姫』他)
脚本 松田裕子(『ごくせん』シリーズ、『花咲舞が黙ってない』シリーズ『東京タラレバ娘』他)
剛力彩芽、山﨑賢人、中尾明慶、岡本玲、福士誠治、桐山漣、他。
高校生の西森葵は親の転勤のためアパートで一人暮らし。葵の親友の萌の告白を大勢の生徒がいる前で大々的にふった成績優秀クールイケメン久我山柊聖(しゅうせい)に文句をつけに行った際に、はずみで階段から落として怪我をさせてしまう。動けないというので仕方なく家まで付き添うと、同じアパートだった。柊聖は引っ越してきたばかりで片付けや食事を作る羽目に。その時うっかりスプリンクラーを稼働させてしまい、部屋が水浸しになる。修繕までに時間がかかるというので、その間葵の部屋に住むことに。でもこれは2人だけの秘密…。
萌との友情は思ってたよりしっかりしてて、嘘がつけない葵は萌に柊聖を好きになったことを伝えても友情は壊れないのは良かった。
柊聖が苦しむ桜月(さつき)との関係は少女漫画あるあるの意地悪設定でムカつかせる最大要因、葵を想ってる三条の兄的立場、柊聖の兄草樹(そうじゅ)の手の早さ、ラストの七夕花火の言い伝えに間に合うか!? な展開といい、少女漫画エッセンスが散りばめられている。王道だ。
でも、最後、柊聖の「カノジョになってください!」という台詞はいかがなものか。柊聖のキャラぶち壊しの一言。あと、何度も、"葵は真っ直ぐぶつかってくるタイプ"だと言ってるのだけど、そうは見えないあたり、言葉の説明に頼りすぎが失敗ではないかな。最初こそ男っぽいものの柊聖を好きになってからはむしろ引っ込み思案な感じの子に見える。明るく元気ってだけにしとけば筋が通ったのにな。
少女漫画原作の実写映画セオリー、導入は勢いがあっていいけどラストが無茶。
★★★(★)
剛力彩芽って6年前は人気だったのか。10年くらい前のことのように思う。山﨑賢人は頭身きれいだな。演技は少女漫画なので気の毒だけど。
で、人気があるのか、焼き直し的にリバイバル…いや、続編? が出てて、せっかくなのでそれも見る。
『L♡DK ひとつ屋根の下、スキがふたつ。』(2019)第2作目
監督 渡辺泰佑
脚本 江頭美智留(『ごくせん』シリーズ『美咲ナンバーワン!!』『美咲ナンバーワン!!』他)
上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星、高月彩良、堀家一希、町田啓太、他。
2人のなれそめは1作目で…という感じではしょられ、2作目はその後になる。
アメリカから従兄弟の玲苑(れおん)が柊聖をアメリカへ連れ戻しにくる。玲苑の父親の会社を継ぐのは柊聖となっていて、柊聖もまたその気でいる。玲苑が迎えに来なくてもアメリカの大学に進学するつもりでいた。そうとは知らない玲苑はとにかく柊聖の渡米の足枷になってる葵の存在に納得出来る良さを見つけようとする。うち、玲苑は葵を好きになってしまう。しかし…。
しんどい。ありえない。くそ。
★
上白石萌音の手が子供のように小さい。杉野遥亮がでかいのか!?
時々杉野遥亮が山﨑賢人に見える。
声は嫌いだけど、上白石萌音より剛力彩芽の方が良かったな。涼介も中尾明慶の方がいいし、萌も岡本玲の方がいい。お兄ちゃんの草樹は町田啓太がいい。
横浜流星は頑張ってた。良かった。横浜流星のこの手の作品での頑張りって、高杉真宙に通じるところある。良い作品にうまく当たれば伸びるかもしれない(何様w)。