モザイクジャパン | これ観た

これ観た

基本アマプラ、ネトフリから観た映画やドラマの感想。9割邦画。作品より役者寄り。なるべくネタバレ避。演者名は認識できる人のみ、制作側名は気になる時のみ記載。★は5段階評価。たまに書籍音楽役者舞台についても。

『モザイクジャパン』(2014)

WOWOWドラマ全5話。

脚本は坂元裕二でオリジナル(『anone』『Wowman』『東京ラブストーリー』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『カルテット』他)。
演出は水田伸生(『anone』『Wowman』『ゆとりですがなにか』他)。

永山絢斗、高橋一生、ハマカワフミエ、木下ほうか、根岸季衣、阿南健治、宮地真緒、他。

常末理市は東京のブラック証券会社を5年間勤め上げリストラされ故郷へ帰ることに。そこで若き社長九井が経営するギャラクシーズという会社へ就職するも、その会社はアダルトビデオ事業を展開する企業だった。そればかりか町中がこの企業の恩恵を受けていた。なんと、AVで町おこし!
ギャラクシーズはアダルト系全般事業はもちろんだが、FX、美容施設などにも乗り出していて、常末はFX部門に配属だったのだが…九井自身独自の哲学を持っており、かなりな破天荒さにより、次から次へとアダルトコンテンツが常末に試練をあたえてくる、ついには無修正AV制作会社の社長に任命されてしまう。果たしてそこで常末はやっていけるのか!?

何がモザイクなのか、人間の営みの悲哀を混ぜながら愛もあり、笑いもあり、とても面白かった。

珍しく高橋一生がコミカルなキャラ。

脚本家が間違いない人。うまい。演出家も監督もやるベテラン。
WOWOWもやる気満々だってわかった。笑。

★★★★★



30分程度のドラマの方が無駄がなくきちんと構成されてて話の筋がちゃんと通ってる気がする。それも話数を重ねるとダレるんたろうけど。