『セイジ ー陸の魚ー』(2012)
原作は辻内智貴の小説。
監督は伊勢谷友介。2本目の監督作品らしい。
森山未来、西島秀俊、裕木奈江、新井浩文、津川雅彦、他。
1990年、大学4年の夏、自転車の旅に出かけた「僕」はカズオの運転する軽トラと事故に遭い、手当てにと連れて行かれた「HOUSE475」という店でセイジと出会う。しばらくその店で世話になることに。そして事件が起きる…。
それから20年後、朽ち果てた「HOUSE475」を訪ねる「僕」。
物事が見えすぎると絶望しかなくなる。鈍感は鎮痛剤。だって。
つまり、生きるということは半ば盲目になり受け入れること。かね。
★★(★)
森山未来は『北のカナリアたち』が素晴らしかった。