新型コロナの新規感染者が
再び増加している日本ですが
イスラエルでは
国民の5割以上が
既にワクチン接種を終え
ほぼコロナ前の生活に戻っています。
新型コロナによる死者数も0人になっています。
変異株の動きが気になるところですが
4月21日は感染者数116人ですので
現段階では
イスラエルでは異変株の動きは見られないようです。
コロナ前の生活を取り戻すには・・・
イスラエルの最後の(と思いたい)対コロナ戦略は
数度目の市街封鎖とワクチン接種が
共に行われました。
イスラエルはこれまで
市街封鎖でも
ある程度の効果を得ていましたが
解放すれば再び感染者は増える。
そこで
ワクチン接種と市街封鎖の段階的緩和を
同時に行う作戦に出ました。
政策 感染者数
12月19日 国民へのワクチン接種を開始 2000人強↑
1月 8日 ロックダウン開始 7000人超↑↑
1月16日 8300人↑
2月 7日 閉鎖緩和 6500人程度↓
2月19日 ロックダウン緩和 3500人程度↓↓
国民の5割が1回目の
ワクチン接種を終了
3月 7日 閉鎖緩和 3600人程度
3月19日 閉鎖緩和 1600人程度↓↓
4月 8日 閉鎖緩和 300人弱↓↓
4月 18日 解放 150人↓
国民の5割接種完了
2月19日〜3月7日の横ばいは
おそらく
ロックダウン緩和の影響といえます。
興味深いのは
2月7日〜19日までと
3月7日〜19日までの
急激な感染者数の減少です。
閉鎖を徐々に緩和しつつも
劇的に感染者数が減っています。
ワクチン接種は効果が顕れるまでに
日数がかかりますが
2月7日〜19日までは
国民の5割が1回目の接種を終了する前に
急激な減少が起きています。
国民のワクチン接種が
これからの日本にとって
これがなんの影響だったのかを
知りたいところです。
3月7日〜19日の急激な減少は
4月18日ごろまでに
国民の5割が2回目の接種も完了していることから
おそらくこの間に
ほぼ全員の1回目終了と2回目接種開始が
重なった効果と推察できます。
全体的に概観すると
「ワクチン接種は1回でもある程度の効果がある」
と言えるのかもしれません。
もちろんイスラエルも
変異株に対しては
まだ余談を許していないと言っています。
今後イスラエルにどのような動きがあるのか
既に変異株が拡大しつつあり
7月から国民のワクチン接種が始まる日本とって
未知のウイルスに立ち向かうために
イスラエルの動向は気になるところです。