カテ一テルアブレーションを受けたその3週間後に遷延性意識障害に陥った主人。

私は何もかも受け入れられなかった。

アブレーションしてなかったらこんなことにはならなかった医源性の事象。

夫はご飯を食べることも話すことも動くことも何も出来なくなり排泄もオムツ。

死にも匹敵する人間としての尊厳を全て奪われた状態。

ただただ天井の白い壁だけを見ていた2年9ヶ月。

それでも介護施設では身体拘束を受けていた。


主人がそのような状態になり亡くなり、私の心も身体も主人と同じく死に匹敵する状況。

私達一心同体。


私が出来なくなったこと。失ったもの。


笑うことは無くなった。笑い方を忘れた。

泣く以外の感情を失ったよう。

食事を取ることが苦痛となった。2人であんなに食べ歩きしてたのに。

美味しいという感情がなくなった。

2人で毎日晩酌していたのにあの日以来、飲めなく、飲みたくなくなった。


TVが見られなくなった。


2人で追っかけたサザンを聴くことが出来なくなった。涙がでる。笑顔の主人を思い出す。


ショッピングが出来なくなった。主人はおしゃれでいつも洋服類を見に行くのが好きでいつも一緒で私にもよく買ってくれた。

今は何も欲しくない。見たいとも思わない。


まだまだいっぱい

私も死んでいる。

人間って何だろう