だらだら書いてきた北海道旅行記も最終回です。最後に、今回の旅行で個人的にツボったおもしろいもの、ご紹介します。
大観覧車 nORIA
何がおもしろいって、ビルの屋上にある。7階までエレベーターで上がって観覧車に乗るって、なんかすごく新鮮。確かに、昭和のころにはデパートの屋上に遊園地があったけれども。この観覧車はそういうのではなくて、かなり立派なヤツ。
地震対策大丈夫? ゆれたらどうなるの? ってちょっと心配になったけど、見るからにリスクしかない建造物なんだから、安全性はむしろ普通の観覧車以上に気を遣っているはず……と信じて乗りました。
直径45.5mって言われてもピンと来ないので、比較のために他の観覧車を調べてみると、
●お台場パレットタウン
直径100m 高さ115m
●横浜コスモクロック21
直径100m 高さ112.5m
●東京ドームシティ ビッグ・オー
直径60m 高さ80m
なるほど。でも、ビルの上だからね。直径45.5mは相当健闘してるよね。しかも、7階にあるからね。てっぺんは地上78mになるらしい。ビッグ・オーに肉薄してますね。たしかに、けっこうな高さで、夜景、きれいでしたよ。
実は藻岩山の展望台から夜景を見たい!って、私のほぼ唯一の希望だったのに、まさかのロープウェイが運休で行けなかったんです
で、その代替で観覧車に乗ったんですが、乗り始めが地上7階で、既に高いところにあるから、初めから終わりまでずーっと高い。ずーっと見晴らしがいいっていうのは、普通の観覧車にはないメリットだね。藻岩山は、ホント残念だけど、おもしろいものに乗れたから、結果オーライで
サービスドア
最終日は札幌駅のコインロッカーに荷物を預けて、モエレ沼公園に行ってきたんですがね。なんか不思議なコインロッカー発見。
サービスドアと言うそうです。ロッカーを閉めた後に忘れ物に気づいたりすると、お金が1回分無駄になるじゃないですか。でも、このサービスドアは何度でも開け閉めできるから便利なんだって。ナイスアイディアだけど、なんか笑える。この扉を開けて、手を突っ込んで、中のカバンから出し忘れた財布をまさぐるとか。しかも、このミニドア、なんか微妙に斜めなのが意味ありげで愉快。
私たちはこれを見つける前に普通のロッカーに入れちゃったから、残念ながら体験できなかった
1回やってみたかったなぁ、サービスドア。
JRイン札幌北2条
何を隠そう、今回お世話になったお宿です。格安のビジネスホテルっぽいところなんですが、新しくてきれいで、気持ちよく過ごせました。
ラウンジにはマンガ(ちょっとジャンプ贔屓なラインナップ)があって自由に読めるし、挽きたてコーヒーも飲み放題。
決して不満はなかったんですがね、ツッコミポイントがありまして。
まず、「JRイン札幌北2条」って名前なのに、外から見てフルネームがどこにも書かれてない。エントランスの壁には「JR INN SAPPORO N2」のみ。
「N2」というのは札幌ではよくある省略なんですかね。北=N、2条=2ということなんだろうと、冷静に考えればわかるんですが、何しろ初めての場所で、やっと「多分ここかな」という建物を探し当てたら「N2」としか出てなくて、「え、大丈夫だよね、間違ってないよね」と一瞬入り口で立ち止まってしまった
そして何と言ってもその看板!
下から書かれている
フランス風?
フランス語のペーパーバックの背表紙ってこの向きが多いんだけど、英語は逆が主流で、日本もそれに習ってるものが多い気がする。写真手前の黄色い看板のパターンね。上からのほうが読みやすいよね。でも、ま、上からか、下からかは好みもあるので、よしとしよう。
問題なのは、
今回私たち反対側からホテルにたどり着いたので、看板見落として通り過ぎました
なんか、この看板形式を企画した時点で気づかなかったんですかね。それとも敢えてチャレンジしたのかな。だとしたら、かなりのツワモノ。一見おしゃれなんだけど、看板本来の目的が達成できてないっていうね。とにかく、到着早々くすっと笑えるネタいただきました、っていうこぼれ話でした
以上、
個人的にはいろいろ端折ったんですが、3月末の北海道、3泊4日の旅の記録でした
行きも帰りも交通の乱れなく、無事、北海道旅行を全うできました。
羽田からモノレールに乗ると、なんとキキとララが出迎えてくれるという趣向。なつかしいなぁ、キキララ
ほっこりした気持ちで帰宅しました。
楽しかった
こんどはぜひ初夏に!!!