手術までの10日間、おりものの増加はあったものの、出血には至らず痛みなども特にない。

よかった、何とか明日の手術まで無事に過ごせた。後は怖いけど先生にお任せするのみ。

と思っていた手術前日。


友人からのLINEで私は崖から突き落とされた気分になった。

赤ちゃんの写真と共に無事出産したと連絡が来たのだ。

地元の友人である彼女は結婚が30代後半で遅かった。結婚後すぐに妊活を始めると、なんと1周期目で第一子を授かり、無事出産したのだった。


第一子出産から2年ほど経ち、2人目の妊活をしているけど、なかなかできないと春頃飲みに行った時に話していた。でもまだ妊活を始めて半年だし、1人目がすぐにできたことが奇跡なんだよと話し「確かに」と笑っていたのだが、その数ヶ月後のお盆休み、2人目を授かったと連絡が来た。


その時私は妊活はしていなかったが、3人目が欲しいと思ったり、もう遅いなと諦めたりモヤモヤしている時だった。そんな中届いた同級生の妊娠報告に背中を押され3人目の妊活に踏み切ったのだった。


夏頃に妊娠報告を受け、私の流産手術前日に出産報告が来た。しかも希望していた性別だった。


神様、あまりにも酷くないですか。

せめて手術終わりに知りたかった。


私は明日子宮の中を搔き出すのに。

特定の性別なんて希望してない、元気で生まれたらそれでいいと思ってるのに。

友人は不妊治療も鍼灸にも通っていない、私は食生活を見直したり我慢してることもあるのに。


4年間でトントン拍子に2人出産した友人と、

4ヶ月で2回も流産した私。


なんで。なんで。なんで。



明日の手術で気持ちも一区切りつくなと、少しだけ気持ちが元気になり始めていたのに、かわいい赤ちゃんの写真を見て思考が停止した。

仕事中だったが手につかなくなり、ぼんやり目に涙が溜まった。


今日は在宅勤務でよかった。。。


そんなどうでもいいことを思って、やり場のない悲しみでいっぱいになったが、精一杯の祝福LINEを返した。



つづく