最近あまりおかしな事をしなくなっていた元妻さん、新年早々パワーアップか?

 

1月と言えば、イギリスではveganuary (ビーガンになる月)や dry January (禁酒の月)そしてジム通いの人が急激に増えるいわば新たに健康志向に目覚める人が多い月である。

 

それでか、元妻さんは子供たちにアレルギー検査を受けさせることにした。

 

ちなみに彼女は、彼の小学生になる2人の子供たちを学校にいかせない(ホームスクーリングというよりはノースクーリングで読み書きもろくに教えない、自給自足のヒッピー系な生活が夢)、私が最初に知りあった頃には野菜を一切食べない子供たちにビーガン食を強要、こどもの髪を洗わない、洗剤を使わない等と彼女のひらめき(インターネットよりインスピレーションを受ける)と信念(でもコロコロ変わる)で子供たちの生活をコントロールしていた。

 

彼女自身は色々な物を口にするとお腹を壊すらしい(色んなセラピーもしたし食事療法等も10年以上試したが何も変わっていない)。私の彼から言わせると彼女特有の考え方や人との接し方がストレスの原因だそう(彼女はそう思っていない)。

 

ちなみに彼の子供たちは今までアレルギー反応(アナフィラキシーや不耐症の症状等)を起こしたことがない。

 

でも彼女からすれば、子供たちがくさいおならをする(たまにでいつもとかではない)、情緒が落ち着かないらしいので何かのアレルギーらしい。

 

本当に子供たちに深刻な症状(湿疹、腹痛、下痢など)があれば私も彼も勿論アレルギー検査には異議はない。

 

しかし、彼女が子供たちにアレルギー検査を受けさせることにした理由は、、、、子供たちが彼女が思っているように育ってないからだと私も彼も考えている。

 

彼女は独断で子供たちの教育方針や生活の仕方等を決めてきている。弁護士にも何度も相談したが、彼女が子供を虐待していない限りは彼は法的には介入できない。

 

そこまで子供のためにと思って彼女が思い付く理想の限りを尽くしている彼女だが、子供たちはハッピーではないらしい(もしかしたら彼女は子供たちが常にご機嫌でハッピーな事を期待しているのかもしれない)。

 

でも子供たちの情緒が不安定なのは、単に他の子供たちと遊ぶ機会がものすごく限られていること、一日中家にいて暇なこと、そして何より母親自身が情緒不安定だからだと思う。

 

でも元妻さんは常に理由を外に外に探す。

 

で前置きが長くなったが、アレルギーの検査結果のコピーを彼のもとに送られてきた。

 

アンディー: 砂糖、酵母と混ぜた小麦粉(つまりパン類??)

 

エミリー: ヨーグルトを除く牛の乳製品、オート、ココナッツ、アーモンド系のミルク

 

 

え?????なんだこれ??

 

っていうか、検査日に結果がわかるなんて超うそ臭い(笑)。

 

そして、、この結果って元妻さんがずっと思っていた子供たちのアレルギーと一致してる?なにこれ??

 

で子供たちからどんな検査だったのと聞いてみると、

 

「私が腕を伸ばして、先生が瓶にはいったもの例えば砂糖と書かれた瓶を近づけて、先生が軽く私の腕に手をおいてアレルギーかどうか調べるの。腕が上がったままなら大丈夫で腕がしたに下がったらアレルギー。」

 

なんだそれ?と思ってた調べたら、キネジオロジー系の検査だった。

 

信じてる人には別になにも意見はないが、これは被験者が無意識または意識的に結果を左右できる検査方法だと思う(うでの上げ下げなんだから)。

 

元妻さんは前々から子供たちに「あなたは乳製品がダメなのよ。」「あなたはグルテンフリーじゃなきゃいけないのよ。そして砂糖もとっちゃダメよ。」とそれぞれにいっていた。

 

こんなことをずっと言われて育ったら、キネジオロジーの検査にも子供なんだから必ず影響があると思う。

 

でこの結果をみて元妻さんは「やっぱり私が思っていた通り!」とかなり納得していた。本当にコメディー(笑)。

 

まだ6才のエミリーは母親を盲信しているので、いうことを守るタイプ。8才になるアンディーはというと彼の大好きなパンが食べられなくなるので、私達のうちに来ると「ママに言わないで~。」といってパンを食べている始末(笑)。

 

問題は、アンディーもエミリーも偏食で食べられるものが非常に限られている。そのなかでもエミリーはチーズが大好き。パスタにかけるチーズの量が半端ない。そんな彼女がチーズを食べないとなると、カロリー摂取が低くなる。

 

そして言いつけを守ろうとしているエミリーは大好きなチョコを食べられないとうちで泣いていた。でも6週間だけ乳製品をやめてそのあとはどうするか決めるらしい。

 

一緒に暮らしはじめてから、元妻さんが色々と彼らが食べるものを制限してきたが、私達はずっと無視してきた。ただひたすら、色んなレシピを試して子供たちが食べられるものを増やしてきた。

 

もちろんそのせいで、彼女からの文句を毎週聞くはめになった。

 

元妻さんがやっているような「あれは毒。」「これは食べてはいけない。」というのは一切せず、まずは子供たちに食べ物との関係性を安定化させた。勿論、彼らに野菜を食べろと強要したこともない。

 

私の娘ターリアは食いしん坊で色々な食べ物を食べるので彼らも自然と色々な物を口にするようになった。

 

ここまでの彼らの成長が、元妻さんの思い付き(思い込み)でまた一からやり直しになってしまう。

 

それを防ぐために、私達はある方法を思い付いた。

 

つづく