ニューヨークもやっと美術館が再オープンしました。 25%までと人数制限や色々な工夫を凝らしてのオープンです。今日は一般に先駆けてメンバーへのオープンが始まったホイットニー美術館に行ってきました。事前に予約をしておいたので、携帯に送られてきたQRコードをかざすだけなので人との接触なしで入れます。体温のチェックなども入り口で人に触れずにやっていました。館内も一方通行での見学となり人と密にならないように工夫されています。

ハドソン川を見渡せる位置にあるのもこの美術館のいいところです。

まだメンバーだけの公開なのと人数制限があるのでゆったりを見学ができるようになっています。

美術館という空間に入れることだけでも私はとても嬉しいです。やっぱり美術品は写真や映像では作品の良さはちゃんと感じられません。

上下の写真の作品はいずれもジャクソン・ポロックの1912年の作品です。彼がドリッピングの作品を作るようになる前にこのような作品を作っていたのですね。かなりたくさんの彼の1912年の作品が展示されていました。興味深く見学しました。

この作品はアジアの国の掛け軸を感じます。文字も縦に書いていますね。1970年代に女性黒人アーティストが作った作品です。この文字に込められたメッセージは今の私たちにも深く響きます。

特別展の展示は、Agnes Peltonという女性アーティストのスピリチュアルでミステックな感じのものが8階に展示されていました。モダンアートよりも近代アートとなって来た時代でアーティストは目には見えないものを心で感じて表現するような作品でとても素敵なものがいっぱいでした。私は当然このアーティストを知らなかったです。美術館で知っている有名なアーティストの作品を見るのもとても楽しいですが、知らなかったアーティストの作品に出会えるというこの瞬間もとてもワクワクします。

この人はこの作品にどんなイメージを感じ、どんなメッセージを込めているのかなど想像するだけでも楽しいものです。

久しぶりに行った美術館での時間は、小さな子供が遊園地に行くようで数日前から楽しみで、作品を見ることも楽しくて、そしてその空間にいる時間のありがたさを感じました。

久しぶりにかなり歩きました。とても楽しい1日でした。
美術館が開いて本当に嬉しいです。