このクッキーが家にありました。妹がどなたかから頂戴したようで、これを見て私は「あーー、これなんだ。」と思いました。ガイドをしている私は実はニューヨークでお客様からニューヨークサンドのお店に連れて行ってくださいと言われて、「それって何?」と思ったことがあったのです。

このいただいたクッキーは羽田空港限定らしいですが、どうやらこのお店はいろいろなところにあるみたいで、先日友達が東京駅の大丸で45分も待って買ったそうです。そんなに流行っているの?とびっくりです。

それからこれもです。 キースマンハッタンと言うお店があってこれもお客さんに聞かれたことがあります。勿論これもマンハッタンにはありません。お店の名前だけだと思います。そしてこのニューヨークチーズケーキなるものニューヨークで売っているものとはまるで違います。ネーミングにマンハッタンと言うのを使っているのだと思うのですが、確かに紛らわしいですよね。実はこのお店、実家のそばの伊勢丹に売っているのです。 OMG!

 

「ニューヨーク」とか「マンハッタン」と言うのはようするにブランドでこれを名前につければ売れると言う訳らしいです。なるほどー。人々が憧れる街の名前なのですね。

その他には日本には、「グラマシーニューヨーク」というケーキのお店があるらしく、これもお客さんに「グラマシーニューヨーク」の場所を教えて欲しいと言われて、グラマシーというのはマンハッタンにある地区の名前なのでそのことかと思えばケーキ屋さんだったのです。お店や商品の名前は自由につけていいと思うのですが、消費者は勘違いしてしまうこともあります。どのようにそれぞれのお店が宣伝をしているのかわからないですが、これがニューヨークで流行っているとか言っていたとしたら、それは絶対にやめてほしいです。それは嘘だからです。

それだけニューヨークというのは人々の憧れの街、名前なのだというのが改めてわかった気がします。