ブロードウェイで期間限定でリバイバル公演をしている、キスミーケイトを観てきました。この作品を舞台で見るのは初めてでした。初演はなんと1949年だそうで、とっても古い作品です。

このキスミーケイトと言ったら、私はToo Darn Hotという有名は歌くらいしか知らなかったです。でもこの歌の場面はメインキャストのケイトは出ていないのですね。

今、ケイト役をやっているのが、ケリー•オハラなので観客のほとんどはこのケリー目当てだったようです。劇中劇とケイトに戻った時との早い演技の変わりようなどは大物女優そのものでした。確かに彼女は素晴らしい舞台女優だと思いました。

このリバイバルは作品を基本、昔のままに仕上げている感じです。言い換えるとちょっとばかり古臭い感じを感じさせられました。最近のリバイバルは少し今風に書き換えているものも多く、今回のトニー賞のベストリバイバルを受賞した、オクラホマなどはアレンジがある意味極端すぎるとも言えるらしいですが、(わたしは見ていません)21世紀の今ならそれもアリなんだと思います。去年のリバイバル受賞のOnce On This Island などもアレンジされている作品でした。

まあ、このミュージカルの大御所でもある作品をブロードウェイで観れてよかったという感想ですが、もう一回観たいかと言われたら、No Thank you,ってところです。役者もケリーオハラは素晴らしかったのですが、ディズニーのハイスクールミュージカルなどで一躍有名になったCorbin Bleuなど私てきにはパッとしなかったように思いました。

ブロードウェイもいろいろあるから、様々な作品のそれぞれの良さがあるのだと思います。今年は仕事の合間に結構たくさんのミュージカルを見ることができたので、先日のトニー賞の授賞式も楽しく見ることができたし、やっぱり舞台鑑賞は楽しいなと思いました。