ニューヨークにはさくらパークという名前がつけられている公園があります。ここはリバーサイドドライブと122丁目のところ、リバーサイドパークの東側にあります。
1912年に日本は約2500本ものさくらの木をニューヨークに寄贈しました。これらの桜の木は静岡の園芸農園で大切に育てられたものだそうです。その時、ワシントンには約3000本の木が贈られて、それらはポトマック川のほとりに植えられています。ニューヨークに来た木の数も同じくらいなのですが、ニューヨークは、セントラルパーク、リバーサイドパークそして、このさくらパークに分散して植えたそうです。いくつかの場所で桜が見られるのは嬉しいですが、たくさんの桜が一箇所に咲いていたらまたゴージャスさがアップしたのではないかと個人的には思います。
きょうはお昼過ぎにお仕事が終わったので絶対にここに行こうと決めていました。仕事を終えて、日本のコンビニでおにぎりを2個買ってちょっと寒いなとわかっていながらも春気分を味わおうと意気揚々とでかけたのですが、やっぱり寒かったです。週末は忙しいし、きっと混むかなともわたしは思ったので、なんとしてもきょう行きたかったのです。M5のバスに乗ってリバーサイドドライブをどんどん北上して122丁目のバス停で降りたらすぐ目の前がこのさくらパークの入り口です。
公園の南側にはリバーサイドチャーチが綺麗にみえます。(上の写真)
そして、通りの向こう側の西側にはグランツ将軍の立派なお墓があります。彼は南北戦争で活躍された軍人で、後にアメリカの18代大統領になられた方です。(上の写真)
せっかくおにぎりとお茶を持って行ったのですが、ベンチで食べるには寒すぎるほどで、おにぎりは一つだけいただいて後は家に帰ってから食べました。せっかっく一人花見でもしようと思っていたのですが、やっぱり寒すぎました。公園にもあまりたくさんの人はいなくて、犬のお散歩に来ている近所の人と、数人の人がお花の写真を撮っていました。
わたしが日向にあるベンチでおにぎりを食べていたら、通りがかりの人が、
”Lunch under the cherry trees sounds good. But it is still too cold, isn't it?"
と話しかけてくれました。
確かにそうだよね。10℃は寒いです。考えてみるときょうの服装は去年の12月に日本に里帰りしたときに着ていた服と同じです。これって日本の冬の寒さってことですよね。ちょいと、お花見には寒すぎたと後悔もしましたが、やはり桜の花は日本人の心に響くお花です。いつもはセントラルパークの桜を見にいくばかりだから、今回はどうしてもこのさくらパークに来たかったのです。
公園の北側には日本からの灯篭があります。これは、1960年に東京とニューヨークが姉妹都市契約をしたときに、贈られたものだそうです。その時のセレモニーには当時の天皇陛下もおいでになられたそうです。

意外とあまり知られていないこのSAKURA PARKですが、この時期ニューヨークにいる人は一度訪れてみてください。でも桜はたぶん今週末くらいまでが見頃かもしれません。だから、頑張ってきょう行って正解だと自分に言い聞かせながら、家に帰ってから暖かいほうじ茶を入れて残りのおにぎりを食べました。
ニューヨークの春は一体いつになったら来るのでしょうか?






