あまり日本ではさほど大きくは取り上げられていないようですが、 26日にアメリカ連邦最高裁判所が同性婚をアメリカの全州で合法であると判決を下しました。
そして本日はゲイパレードの日でもありました。

実は6月28日というのは、ニューヨークのビレッジにあるゲイバーの「ストーンウォール」で起きた反乱があった日でもあります。 これは46年前の1969年です。 この時代はまだまだ同性愛は公の場では認められていない時代です。 ましては同性愛罪とまでされていたような時代で、警察が突然ゲイバーなに強制的に踏み込んでくることもあったそうです。 そういう時代にこのストーンウォールに踏み込んできた警官たちに立ち向かってゲイ人たちが反乱を起こした日なのです。 これは同性愛の人たちにとっては当時とても画期的なことで、権利獲得運動のきっかけになったとも言われています。 その頃このストーンウォールに集まっていた人たちは若い人たちが多く、ハーレムなどから来る人も多かっそうです。 この日の反乱はゲイの人の人数の約2倍ほどの警官がいたそうです。 たびたびの警察の強制踏み込みに不満を溜めていた人たちが自分たちの二倍もの数の警官たちに向かって暴動を起こしたそうです。

現在もこのストーンウォールインは勿論あります。 そして今月の23日ここもランドマークとして認められました。 現在のストーンウォールインはゲイバーとしてではなく記念建造物となっているようです。 でも 実際にどんな感じなのかは中に入ったことがないのでわかりません。 前を通ったことは何度もあるのですが、、、、。

なので特に今週は同性愛の人たちにとっては大切な週になったようです。
ニューヨークでは同性愛はもう特に違和感はあまり感じません。 わたしの周りにもたくさんの人が同性愛者です。 日本ではまだまだなかなかカミングアウトしにくい社会なのでそういう人たちは辛い思いをしているのかもしれませんね。