バス停でバスを待っていると となりのベンチにすわっている老人が
突然わたしに 「ニーハオ」と来た、
「あ~~~~まただ、 アジア人を見ると中国人と思っている」
「中国語はわからないわ」って英語で言うと
「あんた英語がしゃべるの?」
「うん、日本人だけれど英語は話せるわ」
そこからが大変なことに、、、
この老人の話し止まらない、とまらない、
昔昔 メトロポリタンオペラのオーケストラのバイオリニストだったそうで
私がリンカーンセンターのガイドをしているなんて言ったもんだから
またまたいけない! どんどん会話が続く そして 共通の知り合いが
いることもわかり わたし あ~~~ぁ まあバスの中だけの
ことだから仲良くしてあげようって思いました
(もうバスに乗っていました)
ちなみにこの老人 6ヶ国語くらい話せるそうで ちょっと凄ものです。
まあまあな日本語も話しています。
どこまで行くかって聞くから59丁目のイーストサイドって言うと
59丁目と1番街にある 「ビストロ何とか」っていうレストランに行ったことが
ある?って言うから知らないって言うと 今度はわたちたちの前に
すわっているおばあさんが
違う違うそこは1番街でなく2番街よ、 と話しに加わる
あそこは あれがおいしくて デザートはこれ 、 でも 日替わりで
あるあれも特別よって 話しがとまらない、 これまた
あらま~~~、わたしどうして知らない老人たちとここまで
会話をしないといけないの~~~?と心の中で思いながらも
楽しんでいました。
バスは57丁目を西から東に走っています、
こんどは景色を見ながら 元バイオリニストが
あれあれ あのビルはなかなかいいよね、、、 できたのが
1907年あのビルの外壁のデコレーションがすごい、でも
隣のビルが殺風景でいけないね、、とか いい始め もう私は
すっかり聞き役であいづちを打つくらいになっていました
カーネギーホールの前までくると 建設中のビルをみて
あれあれ、天下のカーネギーの正面にあれはないよね、、、
このモダンなデザイン 殺風景で品がない、一体何をたてているんだ
ろうか? 確かにまわりとのバランスが合わないビルのデザインです。
いつもこの辺りを通るときはあまり景色なんて気にしていなくて
考えたこともありませんでした。
そしたら こんどは おばあさんの横にすわっているおじさんが
あれは 30階(だったかちょっと忘れましたが、、)以下は
パークハイヤットホテルでそれより上の階はコンドミニアム
(高級買取マンション)になるんだよ、 値段は○○ミリオンドル
くらいからでね、、、、とやたら詳しい、 おばあちゃんも
バイオリニストのおじいちゃんも それはすごいね、誰が買うんだ
とかいい始め わたしは心の中で「そんなこと詳しく知っている
あなたは一体誰?」みたいに思っていると
わたしは不動産関係の仕事をしているからマンハッタンのビルの
ことは何でも知っているんだと、、、
こんどはおじいちゃんがあのビルには有名なピアニストだった ○○
(ごめんなさい 名前忘れました)が住んでいたんだ、とか
おばあちゃんが そこそこ ここを入ったところにわたしは新婚の
ときに住んでいたのよ、とか始まって
57丁目を走るバスはいつの間にか交通渋滞の中なのでゆっくり進行
他人同士の会話が終わらない、終わらない
どうしてわたしこんなに他人と会話をして あいづちうって 笑顔で
会話しているの? と思いつつちょっと 今日はバスの中で日本にいる娘
にメールでも送ろうとしていたのに、、、
まあいいかって感じでした。
不動産やのおじさん5番街で降りて、バイオリニストはマディソン
アヴェニューで降りた、 おばあさんは2番街で降りるという、、
えっ? わたしと同じ!! いぇ~~一緒に降りたらまたまた話しが
続きそうと思って思わず わたしは1番街まで行くからって言いました
おばあさん降りて 次にわたしは降りました。 でも 行きたいところは
59丁目の2番街なので 59丁目まであがって2番街ほうこうにもどって
歩いているとむこうから おばあちゃんが、、、、、、こっちに向かって
歩いてくる~~~!!
ぎぇ~~~~、 どうしよう? どうしよう? 思わず 何気なく振り返って
通りの反対側に渡ってしまいました、、、
別に避けているわけでもないけれど、、、、また話しが始まったら
何かわたしやっぱり話しを聞いてあげてしまいそうで、、
もう待ち合わせの時間かなりせまっていたので ちょっとばかり
逃げてしまいました。
まあ そんなことを言ってはいますが 以外とわたし楽しんでしまい
ました。
おばさんニューヨーカーのある午後の会話でした、
