今日のブログは
私の備忘録
伝わらないことだらけだと思う
16年前
倒れた父、病名は腎不全
「透析をしなければ助からない」
泣き崩れる私に先生は
「透析をしなければ、1週間。
透析をすれば5年は生きることができます」
そう告げられ、16年目
一昨日、血管が破裂して
部屋が殺人現場のように血の海になった
血の海、横たわる父、青白い顔、救急隊…
終わった…と思った
救急隊「お父さん！聞こえますか？」
父「はい！」
救急隊「めまいしませんか？」
父「大丈夫！」
救急隊「気持ち悪くありませんか？」
父「大丈夫」
救急隊「もう、血は止まりましたから安心してください」
父「はい」
救急隊「起き上がれますか」
父「起きてみないとわかりません」
82歳かなり冷静🤣
だけど、後々分かる
いつ、意識不明になっても
おかしくない状況
父の大丈夫！は
自分が自分にかけてる言葉だったらしい
で、この後、
受け入れ先の病院が見つからず
12時間が過ぎた
絶望的だった
救急車にも
受け入れ病院が決まらない以上
もう、救急隊は出せない
ご家族で止血してくださいと言われ
止血しながら
朝を迎えた
こんなに朝が待ち遠しいのは始めて
だけど、父はもう、自力で立てなくなってた
そして、ついに
とある病院が「受け入れます」と言ってくれた
その言葉に、涙が溢れた
この安心感は今までに感じたことがない
喜びだった
救急隊が来てくれるだけで心強かった
「受け入れます」の言葉に安堵した
人の優しさが身にしみた
同時に
私もそんな人になりたいって思った
安心感を与えられる人
私と関わったら、パートナーシップ
勝手に良くなっちゃうよって
歓びを与えられる人になりたい
私が居たら心強いって言われる人になりたい
私の目指す究極
この３日間ほとんど寝ないで
父のそばに居て気づいたのは
父と母の夫婦仲が良くなって
本当に良かったなぁって思ったこと
夫婦って
何かををしてくれたから幸せ♡とか
何かをしてくれないから仲悪いとか
そんな単純なものじゃない
繋がりを見た
うまく言えないけど
この３日間ほとんど眠くならないし
お腹も空かなかった
母と二人で
旦那さんの文句言うのも
眠れること
お腹が空くことも
おやつ食べるのも
救急隊が電話一本で来てくれるのも
病院で治療できることも
当たり前じゃなくて
すべて、幸せなことだったねって
泣きながら話した
人の死と向き合うと
言葉では言い表せない気づきがある
父、闘病中
死んでないよ
生きてることも奇跡
やっと、ゆっくり眠れる
しあわせ♡
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