横浜旅行記2013(横須賀軍港クルーズ前編) | Carpenguinの船ブログ2

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8月2日(金)から4日(日)までの2泊3日で出かけた横浜旅行のレポートは、帰宅から2か月近くかけて今回で9編目。やっと3日目に入ります!
2日間は横浜に滞在して、客船ファンとして横浜港を楽しんできましたが、最終日は横須賀へ移動して、今度は艦艇ファンとして旧軍港市の基地の街ヨコスカを楽しんできました!呉市在住の艦艇ファンの私ですが、実は横須賀へ行ったのは初めてのことでした\(^o^)/
 
さて、8月4日(日)は早起きして一番乗りで朝食をすませると、早々にホテルをチェックアウトしました。
2か月近くもたつとすっかり記憶が遠くなってしまいましたが、確か横浜駅まで行って駅のコインロッカーに大きな荷物を預けた後、京急本線特急で乗り継ぎなしの最短時間で汐入駅まで行ったと思います。
そして汐入駅から徒歩数分、午前9時前にはこんな場所に到着しました!
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「YOKOSUKA軍港めぐりクルーズ」の汐入ターミナルです!
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10時からの第1便をあらかじめインターネット予約していたので、すぐにチケットをゲットすることができました!
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こちらはチケットと一緒にいただいたパンフレットです。
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地元の地名・浦賀の名を持つ掃海母艦「MST463 うらが」が表紙ですね!
確かに呉には大規模な米軍基地がないので、米軍艦と自衛艦が両方見られるクルーズとなると横須賀が日本唯一に間違いありませんが、まだ横須賀の軍港クルーズほどの知名度はないものの、呉にだって艦艇を間近で見られる「呉湾艦船クルーズ」がありますよ!(^o^)/ 
 
汐入桟橋の前から見ると、このような風景が広がっています。
あ、この日もとっても天気がよかったですよ(*^^)Vイメージ 21
左側の方に見える目立つオレンジ色はもちろん砕氷艦「AGB5003 しらせ」その隣は護衛艦「DD110 たかなみ」です。 
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右側の方には米軍艦をバックにそうりゅう型の潜水艦が見えています。横須賀基地のそうりゅう型といえば「SS505 ずいりゅう」でしょう。 
 
ところで、私たちが汐入ターミナルに到着したのは9時頃でしたが、出港の1時間も前だというのに、桟橋前にはすでに行列ができていました。チケットを買っていても乗船は先着順なので、見えやすい場所をキープするために早く並ぶんですね!
出港の約50分前くらいの時点で私たちはすでに十数番目くらいでした(^^;
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お?!呉基地所属(?)の広報支援艦「PS900 くるぼん」、横須賀に初出没!
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本艦が言うには横須賀基地には広報関係の出張で来たのだそうです。このノーテンキなカオを見るととても仕事だとは思えませんが、いつのまにかしっかり着替えて自衛艦?姿になっています(^^;
 
これから私たちが乗船する船はこちらのクルーズ船「シーフレンド5」です。 
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上のパンフレットの地図に記入されている点線のコースのように、アメリカ海軍エリアと海上自衛隊エリアの海域を、約45分かけて一周します。
コース図を見ると停泊している艦艇はほとんど進行方向右側に集中していると思われるので、乗船したら屋上デッキの右側の席をキープしなければ! 
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さて、乗船時間が近づいて「シーフレンド5」に乗船し、しっかり屋上デッキの右舷側、前寄りの良席をキープすることができました(*^^)V 
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いざ、出港!
まずは、待ち時間の間ずっと見えていた、そうりゅう型潜水艦に近づきます。 
近くで見るとセイルの部分に艦番号のシールを剥がした跡(潜水艦マニアしか知らないネタですw)が確認できたので、やはり「ずいりゅう」であることが分かりました。
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奥にもう1隻、おやしお型潜水艦がいて、この日ここに係留されていた潜水艦は2隻だけでした。 
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ガイドさんが「潜水艦は機密のかたまりなのでこれくらいまでしか近づくことが許可されていないんです…」なんて言っていましたが、呉の艦船クルーズはもっともっと近づいてくれますよ~!(*^^)V
 
それでも周囲からは「ワ~!スゴイ!」などと歓声が聞こえてきましたが、呉在住の私には見馴れた光景…というか、たったの2隻では「少ないな~」という感想しか抱きませんでした。
それに、ガイドさんが「X舵の潜水艦は最新鋭艦でとても珍しいんですよ!」なんて言ってましたが、呉にはX舵の子は4隻いるので私は見慣れていたりします(笑) 
日本に潜水艦基地は2か所だけ横須賀と呉にしかありませんが、その中でもやはり呉は、こと潜水艦に関してはものすごく特殊な街なんだなぁ、とあらためて再認識しました!(^^ゞ
 
さて、乗客を乗せたクルーズ船は、まずはアメリカ海軍施設のエリアへ向かいます。
ここで先にお伝えしておきますが、私は艦艇ファンといっても日本の海上自衛隊限定のファンで、米軍艦にはほとんど興味がないんですよ!
なので、これから先に撮影してきた米軍艦の写真はアップしておきますが、はっきり言って何が何やらまったく分からないので、ネットで検索して簡単に調べられる艦名程度しか書きませんから、あらかじめご了承くださいね!(^^ゞ
 
ということで、艦首にうっすらと見える艦番号から調べて分かった「DDG-63 ステザム」ミサイル駆逐艦)です。↓
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「APL40」…軍艦とはちょっと違うようなのでちょっと調べてみると、宿泊施設として使用されている支援船なのだそうです。 
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「APL40」の隣に停泊していたこっちの窓のない四角い箱が載っているような船も何かの用途に使う支援船なのでしょう。
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↓ 艦尾の艦名で分かった「DDG-56 ジョン・S・マケイン」(ミサイル駆逐艦)
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こわそうな軍服姿の軍人さんがこちらをにらんでいます。手を振っても振り返してはくれないかも…というか、それ以前に無邪気な子どもじゃないと手を振る勇気はちょっと出てきません…(^^;
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「ジョン・S・マケイン」を回り込むようにクルーズ船は舵を右に切ります。
↓左奥にいる艦は「DDG-89 マスティン」(ミサイル駆逐艦)でした。
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↓足場を組んで何やら整備をしているらしい「DDG-85 マッキャンベル」(ミサイル駆逐艦)
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下の写真、左側は艦番号が402と見えたのでヘンリー・J・カイザー級給油艦「ラパハノック」でしょう。右は艦番号が67なので「CG-67 シャイロー」(ミサイル巡洋艦)のようですイメージ 13
米軍艦の艦名や艦番号は遠くから視認しにいように文字が淡い色なので、大きなサイズの写真でないとなかなか見えにくいですね。
 
「DDG-54 カーティス・ウィルバー」(ミサイル駆逐艦)イメージ 10
この埠頭のあたりがかの有名な航空母艦「ジョージ・ワシントン」の定位置なのだそうですが、今回はちょうど出港中で不在でした。残念!
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クルーズ船は横須賀本港を抜けていったん湾外へ出ますが、すると、こんな光景を目にすることができました!イメージ 14
沖合にコンクリートの構造物が海面にポツポツと見えていますが、ここは「横須賀消磁所」です。
漢字のとおりで"磁力を消す場所"で、艦艇が磁気を帯びていると機雷に反応してしまうので、定期的にここで艦体の磁力を測定して磁力を消す必要があるわけです。日本で唯一ここにしかない施設なので、もちろん私は初めて見ました。
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そして、クルーズ船は再び湾内へ向かい、今度は長浦港へ進入して行きますが、その途中、ガイドさんがこの2か所についてガイドをしていたので、とりあえず写真だけ載せておきますね。イメージ 16
左が住友重機械マリンエンジニアリングの横須賀造船所で、大きなゴライアスクレーンがとても目立っていました。
右側の一見するとリゾートホテルのような建物は横須賀市のリサイクル施設で「リサイクルプラザ・アイクル」だそうです。とても市営の施設とは思えませんね!
 
さて、こうしてまずはアメリカ海軍施設を一巡りしたクルーズ船は、今度は海上自衛隊施設が集中する長浦港へ入って行きました。
目の前には私も知っているこんな自衛艦たちが見えてきましたよ!\(^o^)/ 
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次回、後編につづく。
いよいよ海上自衛隊横須賀基地ですよ!(*^O^*)