| こんにちは森田謙一です。 |
トランプレポート 第五弾
★またまたトランプ氏は、常識外れな発言をしています。
EUを脱退する英国を評価し、今後もEUを脱退する国がでてくる。脱退した英国とは至急二国間交渉を行うと、脱退すれば米国が面倒を見ると、同盟国であるEUを解体させる発言を繰り返しています。
また、移民の受け入れを拒否した英国を評価し、受け入れを表明したドイツのメルケル首相を名指しで批判し、更にNATOはもういらないとまで発言しています。
更に、シリア問題の経済制裁を解除するとの発言は、プーチン大統領に「弱みを握られている」という報道を裏付けているかもしれません。
■世界の企業に対する名指し追及、世界の指導者に対する名指し追及、ロシアを擁護など、西側同盟国に敵対し、中国とも敵対し、ロシアの見方をするというトランプ氏は、どこかで世界から無視される米国大統領になるかもしれません。
このトランプ氏の横暴に対して、米国議会が沈黙しています。
今の段階でトランプ氏を擁護するのも、攻撃するのもリスクがあるので、世界のトランプ評価が決まってから動けば「英雄」になれるかもしれないと考えているのかもしれません。
世界が切れるのか、米国民が切れるのか、米国議会が切れるのかは分かりませんが、彼らが切れるのは時間の問題ではないかと思います。
一部に中間選挙で共和党が大敗してトランプが終わるという専門家がいましたが、大敗の可能性がある選挙を共和党がするわけはありません。
そのような流になるとすればも、以外に早くトランプおろしが始まるかもしれません。
■米国民がトランプ氏を選ばなければならないほど、米国民は市場原理主義の犠牲になっていたと言えます。
しかし、市場原理主義の権化のようなトランプ氏が「はやりのポピュリズム」を使ったら、米国民が騙されて当選させてしまったわけですが、依然書きましたように「これも神が書いたシナリオ」かもしれません。
市場原理主義を受け入れた世界は「そのペナルティーを受ける」べきであり、その点ではトランプ氏は「世界の大企業、世界の国々にペナルティーを与えている」訳です。
見方によっては、トランプ氏は今、正しい仕事をしているという事になります。
| 森田謙一でした。 |