森田謙一の人生 BRZレース・株式投資・馬主・サックス・ゴルフ・クレー射撃

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森田謙一の趣味は、仕事、BRZレース・株式投資・馬主・サックス・ゴルフ・クレー射撃です。

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★世界の株式市場の動きを高値からの下落率で再チェック

中国は7%減、韓国は8%減、米国は10%減、ドイツは11%減、ロシアは12%減、インドは14%減、

ブラジルは20%減、フランスは24%減、香港は24%減、英国は25%減、イタリアは27%減とアジアが一番高値からの下落率が低くなっています。

 

日本は4%減で下落率は一番低くなっています。

 

日本が一番低いのは、日銀の無制限金融緩和、ETF買いをメインにした株価維持策を取っているからです。管総理も黒田総裁の金融政策を支持しているようです。

 

つまり、株式市場が下がりそうになれば株を買って下落を止めるだろうという意識が日本の株式市場にありますので、通常の調整は起こり辛いと多くの投資家が思っていると思います。

 

前回の急落は新型コロナウィルスでしたが、次も皆が思っているのは新型コロナウィルスの再感染爆発だと思います。

 

基本的に株式市場の暴落は「ネガティブ・サプライズ」です。

 

10月1日に東証でシステムダウンが起こりました。現在の取引の70%は外国人投資家であり、今回のシステムダウンはイエローカードで、もう一回システムダウンが起こるとレッドカードとなって外国人投資家の資金が引き上げられると言っている専門家もいます。

 

今の日本の株式市場は「日銀の株式市場政策」により、世界で最も下がらない株式市場になっていますので、外国人投資家は日本から資金を引き揚げる可能性は低いのではないかと思っています。

 

日本の株式市場には「まだはもう」「もうはまだ」という格言があります。今、ほとんどの投資家は株式市場は下がらないと思っています。つまり格言では「まだ下がらない」は「もう下がる」に続くことになります。

 

いずれにしましても、今の日本の株式市場は「ネガティブサプライズ」が起こらなければ下がりません。つまり、何時下がるかは分からないということになります。

 

言い換えますと、明日ネガティブサプライズが起こって下がるか、米国の大統領選挙後にネガティブサプライズが起こって下がるのか、総選挙後にネガティブサプライズが起こって下がるのか、新型コロナウィルスの感染爆発が世界中で起こって下がるのかは分かりませんが、日本だけが下がらないという今の日本の株式市場は正常ではないということは言えると思います。