こんにちは森田謙一です。
株式投資で浮かぶことは「自殺」です。黒岩重吾の小説では、株式投資をしている人は自殺させていたからです。
34歳の時に、株式投資をしている会社の経理部長になったのですが、この時は、毎日来る証券マンに、株式投資について質問し続けました。
そして、36歳の時に「株式投資は博打なのか、財産構築の手段なのか」の研究を開始しました。この時は1984年、「バブル相場への上昇前夜」と言うときでした。
まず、この後2年は勉強だけし、3年目の1986年と1987年の2年間、初めて株式投資をしたのですが、最初の年は1000万円を証券口座に入金して年末には1770万円になりました。
2年目も1000万円に減らして投資をし、年末には同じく1770万円になりました。2年連続で77%の利回りを達成したことで、株式投資は財産構築の手段と考えて、投資顧問会社を設立しました。
◆どうして、株式投資が財産構築の手段になるのか
過去の株式市場の歴史を調べた結果、年に2回は大きな下落が起こっていることを発見、この大きな下落の時にだけ投資すれば、既に大きく落ちているので「損する確率が低い」「大きく下っているので、上昇した時の利益率が髙い」という二つのメリットがあります。
つまり、年間で2回くらいしか起こらない大場は下落の時に、良い銘柄を買って利益を出し、また株式市場が大きく下るまでは「絶対に株を買わない」という投資が出来れば、株式投資は最も有効な財産構築の手段になれると考えたわけです。
これから給料は上がらなくなりますので、自分と家族を守るための武器を何か用意しなければ「安心して生きる」ことは出来ないと思います。
それは株式投資でなくても、自分の身の丈にあった方法であれば、なんでも良いと思います。
森田謙一でした。