宮沢の森たより 129号 2024-1-31 | 宮沢の森便り

宮沢の森便り

横浜市瀬谷区の住宅地の中に宮沢ふれあい樹林があります。
このふれあい樹林で緑豊かな心休まる素朴な香りが味わえる場を
守り育てる為の活動を行っているのが宮沢の森愛護会です。

ぶらり観てある記

例年ならこれからが本格的な寒さで降雪もある時期ですが天気予報ではこれから一週間は例年より高い最高気温の日が続くらしい。

高齢者にはありがたいかも知れないが夏の水不足が起きるのではと心配も。

 

コンクリートの壁に発生したコケ。水分のある時はきれいだが乾燥すると茶色で・・・

 

雨後のコケ。乾燥時には予想も出来ないきれいな姿。ハマキゴケかな(同定に自信なし

 

ヤツデの葉ですが決して珍しいものではありません。

だけど、どうしてヤツデ(八手)と言うのですか?

 

寒空に取り残されたカラスウリの実

 

寒風にさらされながらも紅葉の葉を残すコナラの幼木

 

キノコと言えばまず食用の可否を考えますね。

自然界でのキノコは樹木と共生して栄養を互いに与え合ったり、倒木や落ち葉などを分解して土に還したりといった大切な役割を担っていることを忘れてはなりません。

 

切り株を盛んに土に還す仕事をしているカワラタケ(サルノコシカケ科)。屋根の瓦のように重なり合ています。制ガン剤はこの種から開発されたらしい。

 

山のお猿が座れるような硬いキノコを総称してサルノコシカケと呼び種類は非常に多く山渓フィールドブック「きのこ」にも約100余種が掲載されています。

こんなきれいなキノコもありました。同定できず。

 

秋に集団で渡来し餌の多い場所では集団で、少なければ単独で行動するツグミ(ヒタキ科)(冬鳥)。

この子は河原で単独行動。地上を跳ね歩いては立ち止まり胸を張る行動が可愛らしい。 

 

瀬谷の鳥に指定されているオナガ(カラス科)。鳴き声は決してきれいとは言えないが姿はきれい。

「ウグイスは姿を見ずに声を聴き、オナガは声を聴かずに姿を見る」のかな?

尚、瀬谷区の花はアジサイ。樹木はクヌギ。

 

雌雄とも1羽で縄張りを持つジョウビタキ(ヒタキ科)(冬鳥)。

春の渡りの時期にはつがいになっているのが多いとの事。

 

この鳥が現れると自然が荒れたのではと思われる俗化指標鳥と呼ばれるムクドリ(ムクドリ科)

草払い機で草刈りなどをしていると後から付いて来て虫などを食べる姿が可愛らしい。

これらの鳥は決して珍しい鳥ではないが鳥を写す事の難しさを体験。

当然のことながら動かぬ植物と違い動く対象物の撮影の難しさを痛感した作品(?)です。

投稿するような作ではありませんが高齢者のボケ防止作品としてご笑覧下さい。