よっ、大統領! -8ページ目

よっ、大統領!

てきとーなこと書いてます。

(簡単なあらすじ)

 

いつも仕事場に行くときは、いったん外に出て、玄関から家に入りなおし、そこから仕事場に行く茂。

 

布美枝はそんな茂のことをいつも「不思議だ」と思っていました。

 

*

 

売れっ子で、仕事も順調な茂。

 

ところが、茂が漫画を描いていた出版社のひとつが倒産し、原稿料を回収できなくなりました。

 

かなりの大金だったため、「水木プロ」は大きな打撃を受けました。

 

そのことで、茂や茂の兄弟、兄嫁は、深刻な顔をして話し合っています。

 

布美枝も話を聞こうとしますが、茂は、

 

「お前は仕事のことに口を出すな。家のことをしていろ」

 

というばかり。布美枝にだけ教えてくれません。

 

家に来る人たちは、当然布美枝も知っているものと思い、

 

「あの会社の倒産、たいへんですね」

 

と話しかけてきます。

 

布美枝はいてもたってもいられず、茂に手紙を書きます。

 

「なんでも相談してください。家族なんですから」

 

そして、仕事を頑張りすぎて体を壊さないようにと茂をねぎらいます。

 

ところが茂はその手紙をゴミ箱に捨てていたのです。

 

ゴミ箱から手紙を発見した布美枝はショックを受けます。

 

そして、茂に

 

「私にも心はあるんです」

 

と言い、家出をします。

 

「おかあちゃんがいなくなった」

 

と泣き叫ぶ喜子。

 

藍子は自分も不安なのに、喜子をなだめ、布美枝のかわりに家の仕事をします。

 

*

 

家を出た布美枝は、茂が探しに来ることをかすかに期待します。

 

でも、茂が探しに来ることはありませんでした。

 

結局、子どもたちのことが心配になり、家に帰ります。

 

そして、出迎えに来た喜子と藍子を抱きしめて、

 

「おかあちゃんが戻ってくる場所はここしかないから」

 

と言います。

 

次の日、子どもたちと買い物に出かけ、昼過ぎに布美枝が戻ってくると、義理の両親が大騒ぎをしていました。

 

「茂が、布美枝が家を出て行ったとあわてていた」

 

というのです。

 

布美枝の家出に無関心を装っていた茂ですが、茂は茂なりに布美枝を心配し、大切に思っているのでした。

 

*

 

そんなおり、布美枝のおとうと・たかしの訃報が飛び込んできます。

 

布美枝と一番仲がよかったたかしの訃報。

 

布美枝はすぐに実家に帰ります。

 

子どもに先立たれ、両親は大きなショックを受けていました。

 

そんな中、気持ちにけりをつけて家に戻ってきた布美枝。

 

けれど、喜子が、たかしに買ってもらった電話のオモチャで、たかしに電話をかけて、

 

「鬼太郎ハウスを作ってくれてありがとう。もしもし、もしもし」

 

と話しかけている姿を見て、こらえきれなくなった布美枝は、泣き崩れるのでした。

 

(あらすじおわり)

 

***

 

(かんそう)

 

他の人はみんな知ってるのに、自分だけ知らない倒産の話。

 

そして、ゴミ箱に捨てられていた手紙。

 

布美枝、ショックだったでしょうね。

 

布美枝が家出したくなる気持ち、無理もありません。

 

だけど、茂の気持ちもわかります。

 

布美枝と子どもたち、家族が大切だからこそ、家族に仕事の心配を持ち込みたくないんですよね。

 

茂が毎朝、仕事場に行くときに、わざと一度外に出て、そこから仕事場に行くのも、そういう気持ちの表れなんだと思います。

 

お互いに大切に思いやっているがゆえのすれ違い。

 

結局、のろけですよね、この週のエピソードって(笑)

 

でも、こういうすれ違いからどんどん心が離れていくこともあるので、「はいはい、仲がよろしいことで(笑)」と笑ってばかりはいられないんですけどね。

 

本当に人と人との関係って難しいです。

 

思い合い過ぎて誤解が生じることもあるんですから。

 

今回の茂と布美枝は、誤解が広がる前に互いに気持ちの整理をつけることができてよかったです。

 

*

 

この週で、菊池和澄ちゃんの登場は最後。

 

とても可愛くて、内気な藍子を無理なく自然に演じていて、大好きでした。

 

また別のドラマで会えたらいいな。

 

喜子役の女の子も好演していました。

 

ほんとうに喜子みたいでした(笑)

 

松本春姫ちゃんという女の子らしいですが、公式サイトを見ると、幼いながらかなりたくさんの仕事をこなしています。

 

松本春姫ちゃん公式プロフィール

 

和澄ちゃん、春姫ちゃん、おつかれさまでした。


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(おおざっぱなあらすじ)

 

実はフィリップは死んでいた!

 

フィリップは、ミュージアムの井戸に落ち、死んでいたのだ。

 

彼の肉体はデータによって復元されたものだった。

 

園崎の父は若菜を地球の巫女とするために、データ人間・フィリップを制御装置として利用することにする。

 

制御装置として取り込むために、もう一度フィリップをミュージアムの井戸に落として、フィリップの肉体を完全に消そうとたくらんだのだ。

 

そして園崎の父はそのたくらみを実行に移す。

 

園崎の父は、わが子フィリップを井戸に突き落としてしまう。

 

***

 

だが、園崎の父の計画は翔太郎たちの活躍で阻止される。

 

フィリップも肉体を取り戻し、無事に戻ってくることができた。

 

しかし、井戸に落とされたフィリップは、「地球の記憶」に近くなりすぎてしまう。

 

もしフィリップが次にWに変身すると、肉体を失い、地球の記憶と完全に一体となってしまうだろう・・・。

 

***

 

Wによって地球の巫女となることを阻止され、気を失って倒れていた若菜は、財団Xの加頭に拉致される。

 

加頭は、地球規模の「ガイアインパクト」を起こす計画をしていた。

 

この計画が実行されれば、地球上のメモリ不適合者はすべて抹消されてしまう。

 

そして若菜はデータ化されて衛星に取り込まれ、肉体を失って消えてしまう。

 

フィリップは、翔太郎に依頼する。

 

「若菜姉さんを救ってほしい」

 

と。

 

***

 

翔太郎は、若菜を救うことに異論はなかった。

 

だが、「次にWに変身するとフィリップは消えてしまう」ということがひっかかり、どうしても変身できない。

 

変身をためらう翔太郎。

 

そのため、ユートピアドーパントとひとりで戦った仮面ライダーアクセル・竜は重傷を負う。

 

しかも、若菜だけではなく、若菜を救おうとした冴子まで加頭にやられ、連れ去られる。

 

変身しなかった翔太郎を責めるフィリップ。

 

だが、Wに変身するとフィリップは消えてしまうのだ・・・

 

「フィリップの言うことは正しい。でも、翔太郎が変身できない気持ちも痛いほどわかる・・・」

 

亜樹子はわざと先に事務所に帰り、翔太郎とフィリップだけで話し合えるようにする。

 

ふたりで話し合っているそのとき、加頭から電話がかかる。

 

フィリップが精神的ダメージを受けるたびに、それに反応して若菜の力がアップしていくことに気づいた加頭は、フィリップの大切な人を次々と襲い、その状況をフィリップに見せ付けてダメージを与えるために電話してきたのだ。

 

「次に私が襲うのは・・・」

 

加頭は暗に亜樹子を襲うことを匂わせる。

 

あわてて事務所に帰った二人が見たのは、加頭・ユートピアドーパントに襲われて倒れている亜樹子の姿だった。

 

「俺のせいだ・・・」

 

翔太郎は、おやっさんが残した白い帽子を被り、一人、加頭のところへ乗り込む。

 

***

 

一方、若菜とともに加頭にさらわれた冴子は、加頭に愛の告白をされる。

 

そして、冴子が願っていた「園崎の父への復讐」を遂げさせてやる、といわれる。

 

だが、冴子は加頭にさからい、タブーに変身し、若菜を逃がすために戦う。

 

加頭は自分の気持ちを受け入れず、自分に逆らい若菜を逃がそうとした冴子にとどめをさす。

 

草原に横たわり、

 

「あんなに憎んでいた妹のために命を落とすなんて・・・最低」

 

とつぶやいて、息絶える冴子。

 

そのとき、翔太郎がやってくる。

 

「若菜姫はまかせろ」

 

翔太郎はそう言って、息絶えた冴子の瞼を閉じてやる。

 

***

 

単身、加頭のところへ乗り込み、強い心を持ってユートピアと戦い、若菜を救出した翔太郎。

 

フィリップは翔太郎のところにやってきて、翔太郎をねぎらう。

 

そこに、若菜を取り戻すためにユートピアが現れる。

 

翔太郎は、フィリップとともにエクストリームに変身。

 

ユートピアを倒して、財団Xの野望を打ち砕く。

 

***

 

ついに別れのときが来た。

 

変身を解除すると同時にフィリップは空に消えた。

 

***

 

翔太郎は、フィリップが自分に残したプレゼントの箱をあける。

 

そこには、こんな文章が残されていた。

 

「僕の好きだった街をよろしく、仮面ライダー左翔太郎。

 

きみの相棒より」

 

(あらすじおわり)

 

***

 

(かんそう)

 

感動。素直に感動。

 

ストーリーもいいけど、翔太郎役の俳優さんの「泣き」の演技が迫真に迫りすぎていて、彼の顔を見ているだけでついもらい泣きしてしまう。

 

ふつう、こういうクライマックスの「泣き顔」って、かっこよく作ることが多いけど、翔太郎役の俳優さんの泣き顔はかっこ悪い。

 

まるで小さい子どもがべそをかいているようだ。

 

でも、そのかっこ悪さが「本気」を感じさせる。「本当に悲しい」と言っているように見える。

 

誰かのために本気で泣ける男はかっこいい。

 

翔太郎の泣き顔は、最低の不細工顔。だけど、本気の涙は最高にかっこいい。

 

「強いということは、やさしいということ」

 

そんなメッセージを感じた。

 

*

 

フィリップとの別れのシーンもよかったし、最後にフィリップのメッセージを読んで涙を流すシーンもよかったし・・・見せ場だらけの48話だったけど、その中でも一番よかったのが、「おやっさんの帽子を被って単身若菜を救いに行く翔太郎」のシーン。

 

あの白い帽子、たしかおやっさんの形見の帽子だったはず。

 

亜樹子がユートピアに襲われて、

 

「僕のせいだ」

 

と嘆き悲しむフィリップを見て、ついに

 

「このまま逃げていたら何も解決しない」

 

と決意。

 

尊敬していた男の中の男・おやっさんの帽子を手に取り、たったひとりで最強の敵・ユートピアの元へ向かう翔太郎。

 

カッコいい。最高にカッコいい!

 

前の回で、テラーの精神攻撃にやられて動けなくなったり、竜たちは平気だったのに翔太郎だけが老人になったりして、翔太郎の「やさしさゆえの精神的な弱さ」が何度もクローズアップされていたので、今回の翔太郎の活躍がよけいにカッコよく見えた。

 

このあたりの脚本は本当にうまい。

 

*

 

自分の夫、霧彦を自らの手で処刑するなど、極悪なイメージしかなかった冴子が、最後の最後に妹を庇って死んでいったのもよかった。

 

しかも、最後の言葉が、立派に改心した美しい言葉ではなく、

 

「(憎かった妹を庇って死ぬなんて)最低」

 

という憎まれ口。

 

最高に冴子らしくて、最高に素敵。

 

実は冴子は、最初からずっと「家族」を愛していたのかもしれない。

 

でもその愛が届かず、父親は妹だけを愛していた。

 

そのためにひねくれてあんな極悪になってしまったけど、本当はやっぱり「家族」を愛していたんだと最後の言葉を聞いて感じた。

 

まあ、「霧彦さん」のことは、きっと全然愛してなかったんだろうけど。かわいそうな霧彦さん。

 

*

 

少し前に古い特撮の本を買ったら、冴子さんと若菜姫のインタビューが載っていた。

 

冴子さんも若菜姫も、オーディションを受けて選ばれたらしい。

 

若菜姫は、「関西弁をしゃべる試験があった」みたいなことを言っていた。

 

もしかして、「亜樹子」の役のオーディション?

 

若菜姫の亜樹子・・・若菜姫が「なんでやねん」って言いながら翔太郎の頭をスリッパでどつくなんて、考えられへん(笑)

 

やっぱり「冴子」は冴子、「若菜」は若菜、「亜樹子」は亜樹子が適役だと思う。

 

「仮面ライダーW」、みんなはまり役で最高だった。

 

***

 

今週が事実上の最終回で、来週は「おまけ」的な回なんだろうと思う。

 

だけど、来週の予告で、ひとりになった翔太郎が、銃で撃たれて倒れるシーンがあったのが気になる。

 

若菜も「街を浄化する」とか言ってヘンな光線みたいなのを放出してるし。

 

いったいどんなオチがつくのか?

 

まさか、ディケイドみたいに「つづきは冬の劇場で」ってなるとか!?

 

それだけはやめてくれ~!

 

*

 

いまさら気づいたんだけど、フィリップの本名は「来人(ライト)」。

 

「右」という意味の英語と同じ音。

 

「左翔太郎」と「ライト」。

 

そういうことだったのか。



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