自分の目を疑った。まさか・・・。一瞬のこと、でもかなり確信に近かった。あれは真名花だと。


王子北とぴあロマンス初日、さすがにこれは期待していなかった。一瞬で見つけた俺もすごいな。


探した。必ず彼女は来ると。一度は見失ったが、必ずロマンスを観にやってくると。


キターッ。やったね。やっぱり真名花だ。気持ちイイ。嬉しい。楽しい。ルンルン。


席についてわざとらしくも後ろに振り返り彼女を見つめた。視線を合わせ、この俺だと。


嬉しかった。今日一番嬉しかった。また会いたい真名花。次に会ったらどうしよう。(^_^)v

そんな簡単なことを俺は理解していなかった。いつか俺は死ぬのだ。それがいつかはわからない。死んでも何事もなかったようにまわりは進んで行くのだろう。誰が死んでも同じか。


今朝出かける前に、自分は死ぬのだと思った。それが寿命か、病気か、事故かそれとも・・・。いずれそのときはやってくる。今まで俺は考えたこともなかった。考えようともしなかった。避けていた。考えたくなかった。それを今朝あえて思いを巡らせてみた。居心地の悪い。でもそのあと何か感じた。


いやその前の目が覚めたときに感じたのか。違うと感じた。こんなわけないと。少しだけれどチカラを感じた。これは自分ではないと。そんなわけないと。しばらく疑っていた。でもそうなのかもと、すこしづつ受け入れていった。そうなんだよな。当たり前のこと。自然なこと。

時間を大切にしよう。永遠にあるわけでない。いつか必ず訪れる死。それを見据えて楽しく一生懸命生きよう。自分の一生であり時間。毎日がその繰り返し。
訪れますよう。そう今朝願った。なんでだろう。無意識だがそう感じた。その少し前にまたやってしまった。というかなってしまった。ザワザワ胸騒ぎ。どうしようもなく助けてもらいたくて心の中で、つぶやいた。そしてもっとつぶやいた。もっとなんども。

それで良かった。自分の気持ちに正直で。ひとつ利口になった。

朝少し重い気分で目が覚めた。飛行機に遅れるわけにいかないので、思い切って布団から抜け出た。ヨーグルトだけ食べ、魚達に餌をやって出かけた。途中セブンイレブンでホットコーヒー。時間を気にしながら、でも豆パンで自分なりの朝食をとった。空港と飛行機でいつものようにビールでリラックス。この時間がたまらない。


台湾でさっそく打ち合わせ。前半はそれなりに終わらせた。が、終わり手前でカチンときてカーッ。やめときゃいいにと、自分で抑えに入るが、すでに自分の頭の中は暗い方向へ。


ウツとはこんなもの。気長に付き合わないとね。