3月22日(土)
リブマックスPresents
「手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~」 観劇。
http://tetsuna.com/ (HP)
http://www.sound-c.co.jp/schedule/detail/2904/ (詳細)
http://www.asahi.com/showbiz/stage/spotlight/OSK201008110106.html (朝日新聞)
<原作・脚本・演出・主演>今井雅之
<出演>
今井 雅之、さとう 珠緒、高橋 明日香、
重松 隆志、及川 いぞう、松本 勝、江藤 聖矢
【感想】
商業演劇ではあるが、小劇場寄りの小ネタが随所に盛り込まれていて、
更に今井雅之さんの演技が刺さる。
それにしても、そこかしこで宣伝活動をされていることに驚く。
どれだけの労力をかけ、この公演に賭けているかがよく分かる。
心無い言葉もあるだろうが、
それを知った上であえてこの物語は力強いと言える。
ここから先は若干ネタバレとなるので、
観劇後に見て頂けた方が面白いと思われます。
さとう珠緒さんの屈託のなさは心地よいし、
演出でもあるだろうが「ぷんぷん」を挟み込むとは思わなかった。
ある意味挑戦であり、また決意表明でもあると思った。
高橋明日香さんの伸び伸びとした演技は一般の大人にざっくりと突き刺さる声であった。
まさに体内に残る声である。
武器である為に脳内での殺傷能力が高い。
ふわっとした言い方になっているが、この芝居では攻めの芝居であるという意味だ。
重松さん、及川さん、松本勝さん は、かなり前の台詞を喰うぐらいの勢いの芝居を展開した。
スピード感を持たせたのである。
また重松、松本さんコンビの阿吽の呼吸で小劇場とも思えるアドリブ的なやり取りを展開されていた。
勿論、演出通りであるのだろうが、
場の空気を持っていくのは二人の手腕に他ならない。
江藤さんの演技もフレッシュだった。
泥臭いようにも見えるが芯がある。
そしてダンスも卓越したものを魅せてくれた。
聞けば今井さんの付き人を3年も務めたツワモノであるというのだ。
若干24歳の若武者。
またプロとして当然であるのだが、
照明、音響と、そのレベルが凄すぎた。
神戸オリエンタル劇場という大きなホールの隙間を見事に埋める照明。
また微妙なさじ加減の灯りから、ゆっくりと全灯する灯り。
スモークに照らし出された二人のシルエットを、
ゆっくりと間をとって、巨大に見せるテクニック。たまらなかった。
音響だってそうだ。
右から左、例えば救急車が通過するとして、
それを遠近法よろしくお客が感じるなどと、
一体、幾つスピーカーを駆使しているのか?
100人の劇場でもかなりの数を仕込む小劇場。
それが639人キャパの大劇場で行われるのである。
圧巻だった。
また今井さんの小さなつぶやき声すらが客席に届くという、
本当に素晴らしいとしか言いようがない。
観劇後、
まさかの対面の機会を得て、
緊張にガクブルであったが、本当に気さくでとてもダンディな方で、
何度も『押忍!』と言われる姿に胸も熱くなった。














































































































