#新宿梁山泊 第82回公演 三都市テントツアー 大千穐楽@大阪朝鮮中高級学校 | 日々幸進(ひびこうしん)

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#新宿梁山泊 第82回公演 三都市テントツアー 大千穐楽
@大阪朝鮮中高級学校 特設紫テント
『#海底骨歌/해저골가』

【感想】
久し振りの屋外テント公演。
令和。
この令和にテント公演。
そして初:新宿梁山泊さま。

1942年に山口県宇部市で起きた長生炭鉱水没事故を題材に、アングラ演劇ならではの幻想的な世界観の中で舞台へと昇華――。
と書かれたあらすじ。
そういった事故をベースにまた他の炭鉱事故などを絡めての群像劇。
僕は恥ずかしながらキャストを1人も知らず、ただただ老いも若さも関係なく演技も歌もパフォーマンスも含め全てに圧倒された。
何よりOPに舞台奥をばっくり開けて水面をdanceで飛び跳ねる5人の女子コロスの美くしさは幻想的であった。
そこに屈強な男たちがズカズカと乱入してゆくのだが、それすらが荒々しいポエムのようで心地よい。
コロスの5人は作品にとっては記号。
だが極めているからこそなくてはならない立体的に人の気持ちを立ち上げる妖精。美しく可愛かった!

からの、
ここからはネタバレになるので
未見の方は留まって欲しい。








劇中、死者と話す記者が言葉と行動で何度も死者を勇気づけたり慰めたり勇気づけられたりとアップダウンする。

あと驚くべきことに思想の憚りが振り切っている。【笑の内閣】とはその振り切りのベクトルが違うので、その熱波に当てられるほど強い。
あと今回の公演場所が大阪朝鮮中高級学校 特設紫テントで、ラグビー場?サッカー場?バスケット場?の人工芝の上に建てられており、学校が全面的にバックアップしている姿に感動をした。しかも民家街。かなりリスキーな公演。それを受け入れての興行はちょっとむず痒い。

それにしてもパツパツの客席。
とんでもない熱量を含んだ公演だった。

あとラストの舞台崩しでのネタバラシは圧巻だった。これをする為に公演場所の選定は狭まれる。だからこそこの学校にたどり着いた。
様々な問題は承知の上で決行した。
だからこその千穐楽での達成感なのだと感じた。

大阪全公演、お疲れ様でございました!
まだまだ二都市が残る!
これから先、お怪我なく駆け抜けられますようにっ!!



作:趙博
演出:金守珍
■出演
金守珍/趙博/水嶋カンナ/藤田佳昭/
佐藤正行/二條正士 / 宮澤寿/柴野航輝/
荒澤守/本間美彩/大久保千代太夫/
反町鬼郎/小谷佳加(劇団文化座)/原佑宜/一條日和/シュアン/恩知晴香/内山ゆうな/神志織/四方美古都/清水宏太郎

韓国国楽団 : ミン・ヨンチ/
ハ・ヨンス/金・オル
韓国舞踊 : ぺミヒャン(劇団遊戯主宰)

特別出演 : ラサール石井